ある日、カリフォルニアのスターバックスの従業員が飲み物作りに忙しくしていると、ドライブスルーに猫が横たわっていることに気づきました。気になった従業員達が近づいていってよく見ると、猫が切実に助けを必要としていることが分かりました。
猫のことが心配になった従業員達が地元の保護団体に連絡をすると、保護団体のスタッフ達は動物の救助活動を行なっている『シエラ・パシフィック・ファーベビーズ』の代表のデビッド・ループさんに連絡をしました。その後、デビッドさんが現場に到着すると、猫が非常に衰弱していて具合が悪いことにすぐに気づきました。また猫は恐怖のあまり、ドライブスルーの縁石に顔をうずめていました。
出典:davidloop65
猫は首輪をつけていて、野良猫ではないことが分かりました。デビッドさんは猫を慎重に抱え上げると、キャリーの中に入れました。
その後、猫のマイクロチップをスキャンすると、猫がこの地域の保護施設で情報を登録されていたことが分かりましたが、猫を引き取った人が誰かは分かりませんでした。デビッドさんは猫について尋ねて回ったり、地元の迷子猫のページに投稿したりしましたが、残念ながら猫を知っている人はいませんでした。
「猫は間違いなく、ある時点まで誰かの猫でした」とデビッドさんが言いました。
デビッドさんは猫を二度と独りぼっちにしないことを決意しました。デビッドさんは猫に『ゾーイ』と名付けて、集中治療を受けさせるために動物病院に連れて行きました。
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ゾーイを獣医さんに診てもらうと、ゾーイ自身の免疫系が自分の赤血球を攻撃している『自己免疫疾患』を患っていることが分かりました。そのためゾーイは3度の輸血と免疫抑制剤の服用を余儀なくされました。
「その時点で私はゾーイに心を奪われていました。私はただ彼女に、命を繋ぐためのあらゆるチャンスを与えたいと強く思っていました」とデビッドさんが言いました。
ゾーイの救出の様子はこちら。
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デビッドさんがゾーイを救出した時、ゾーイは恐怖のあまり非常に攻撃的になっていました。しかし、ゾーイが自分の身が安全だと分かると全てが変わりました。ゾーイはデビッドさんに抱きしめられるのが大好きになって、とっても甘えん坊な赤ちゃんになったのです。
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その後、スターバックスの従業員がデビッドさんが投稿したゾーイの救出物語を見ると、デビッドさんに連絡をとって、ゾーイが元気になって安心したことを伝えました。
それからしばらくしてゾーイが完全に回復すると、デビッドさんはゾーイのことを完全に手放せなくなっていて、ゾーイを家族の一員として迎えることに決めました。ゾーイもデビッドさんと一緒にいられるのがとっても嬉しいようで、いつも幸せいっぱいの時間を過ごしているそうです(*´ェ`*)
出典:davidloop65/thedodo