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厳しい寒さから逃れるために、公園で助けを待っていた猫。温かく迎えてくれた女性の上で幸せいっぱいに眠りにつく

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先週末、厳しい寒さの中で助けを求めている猫の姿を発見した人が、地元の保護団体『リトル・ワンダラーズ・ニューヨークシティー』に連絡をしました。

猫はとても人間慣れしていて、誰かに世話をされていた可能性がありましたが、誰も猫を迎えには来ませんでした。「猫は凍てつく寒さに慣れるのに苦労していました。彼は病気ではありませんでしたが、寒さに震えながら鳴いていました」と猫を発見した人が言いました。

「連絡をもらった後、すぐに冬の嵐が来ることが予想されていたため、私達は早く猫を助けなければと強く感じました。私達は彼に『フィネガン』と名付けました」と保護団体のスタッフが言いました。

「フィネガンはこれまでの2ヶ月間、公園にあった切り株の下のアルミホイルの切れ端の上で暮らしていました。」

保護団体のスタッフ達はフィネガンを救出するために公園に急いで向かいました。しかし、スタッフ達が到着した時にはフィネガンの姿はどこにもありませんでした。

日曜日の朝、再びスタッフ達が公園に向かうと、木の枝の下で丸くなっているフィネガンの姿を発見しました。

フィネガンはスタッフ達の姿を見ると嬉しかったようで、注意を引くためにスタッフ達の元に近づいてきました。そして頭を撫でられると、幸せそうに目を閉じながら身を乗り出しました。

フィネガンはもう既に野外での生活に別れを告げる準備ができていたようで、すぐにスタッフ達が持ってきた捕獲器の中へと入りました。フィネガンは公園で2ヶ月ほど暮らした後、愛情と安らぎの日々を求めて、新しい生活をスタートさせたのです。「フィネガンは極寒の嵐が来る直前に救出されました。」

フィネガンは食欲が旺盛で、お腹をいっぱいに満たすと満足そうな姿を見せてくれました。フィネガンはマイクロチップを持っておらず、去勢手術は行われていませんでした。またフィネガンの推定年齢は1〜2歳でした。

フィネガンは頭の上に屋根があり、自分を撫でてくれる人達がたくさんいる環境に大きな喜びを感じていました。

その後、フィネガンは養育ボランティアのジェシカ・ドゥーさんの家に行くことになりました。そしてフィネガンが新しい家に着いてキャリーから出ると、すぐにジェシカさんの手からご飯を食べ始め、新しい空間を探索して、快適な家の中でリラックスし始めました。

ご飯を手から食べる猫出典:littlewanderersnyc

フィネガンは喉のゴロゴロスイッチをオンにして、ジェシカさんの身体に頭を乗せながら眠りに落ちていきました。「フィネガンは新しい家に着いた日に、ジェシカさんに寄り添いながら眠り始めました。彼は厳しい寒さから離れることができてとても幸せそうでした。」

1日も経たないうちにフィネガンの個性は輝き出して、たくさんの愛情を吸収し始めました。

「フィネガンは家の王様になることが大好きです。また彼の好きなことは、家の中を隅々まで探索すること、お気に入りのキャットニップのオモチャで遊ぶこと、太陽の光の下で昼寝をすること、そして私に寄り添うことです」とジェシカさんが言いました。

フィネガンはいつもジェシカさんに話し掛けられると返事をして、愛情を込めてジェシカさんの顔に頭を擦りつけました。「フィネガンはとっても優しい子です。まだ彼と出会ってから3日しか経っていませんが、彼が最高に優しい心の持ち主だということがよく分かります」とジェシカさんが話してくれました。

フィネガンはいつも満足そうにしていて、毎回ベッドをこねながら眠りに落ちていくそうです。

「私達はフィネガンが家の中で幸せそうにしている姿に喜びを感じています。ジェシカさんが家にいる間、彼は多くの時間を膝の上で過ごしています」と保護団体のスタッフが嬉しそうに話してくれました。

こうして厳しい寒さの中から助け出されたフィネガンは、優しい人達のおかげで幸せな毎日をスタートさせることができました。今のフィネガンは周りの環境を気にすることなく、暖かい毛布をこねたり、日光浴をしたり、ジェシカさんに寄り添ったりしながら、幸せいっぱいの時間を過ごしているのです。
出典:littlewanderersnyclovemeow

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