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庭のポーチに現れて、家の中に侵入しようとした猫。結局その行動が猫にとって最高の選択だったことが分かりました!

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昨年、クレアさんの家の裏庭に、お腹を空かせた1匹の茶白猫が現れました。もしかするとその猫は仲間の猫達から「あの庭に行けば親切な人間が助けてくれる」という噂を聞いたのかもしれません。

保護施設『セービング・スティービー』で養育ボランティアをしているクレアさんは、普段から家の近くで暮らしている猫達の世話をしていて、新しく現れた猫の避妊去勢手術を行い、友好的な猫には生涯の家を見つけてきました。

そんなクレアさんの裏庭に現れた猫は、食べ物を探してポーチの上に登って、クレアさんの気を引くために窓の外から家の中を覗いてきました。「猫は家の中に侵入しようとしていました」と保護施設のスタッフが言いました。

ポーチに現れた猫出典:savingstevie

「猫はとてもフレンドリーだったため、誰かに飼われているに違いないと思いました。でも結局彼のことを自分の猫だと言う人は現れなかったため、彼はクレアさんの家で世話をされることになりました。」

再び猫がポーチに戻ってきた時、クレアさんは既に猫のための部屋と食べ物を用意していました。「私は猫を迎えに行って、すぐに家の中に連れて帰ることができました」とクレアさんが言いました。

「猫は家の中が安全だと分かっていたのかもしれません。おそらく彼はどこに行けば良いかを知っていたのでしょう。」

クレアさんは猫の鼻にできたばかりの傷があることに気づきました。猫にとって野外での生活は非常に大変なものでした。しかし、猫は安全な家の中で過ごすことができるようになったため、もう食べ物を巡って争ったりする必要がなくなったのです。

クレアさんは猫に『レナード』と名付けました。レナードは全ての設備が揃った環境にとても満足していました。そのためレナードは保護された日のほとんどの時間をクレアさんと一緒に過ごしました。

レナードの個性は家の中であっという間に開花しました。そしてクレアさんはすぐに、レナードが人間に寄り添うことが大好きなことに気づきました。

レナードはクレアさんにいっぱい甘えて、腕の中で丸くなりながら何時間も昼寝をしました。またレナードはクレアさんの上で転がることも好きでした。「レナードはとても優しく、私のことを信頼していて、チャンスが訪れるたびに抱きついてきました。」

レナードはハグ好きなだけではなく、他の猫達ともすぐに友好的な関係を築くことができました。

家の中で過ごし始めてから数週間後、レナードはとてもお喋り好きになり、ご飯の時間が近づいてくるたびに躊躇することなく話しかけてくるようになりました。

さらにレナードは動物病院でも全く臆することなく、全てのスタッフ達の心をとりこにしました。レナードの健康状態は良好で、年齢は約5歳だと分かりました。

クレアさんと一緒に過ごし始めたレナードは大きな窓のそばがお気に入りの場所になり、毎日その場所から庭の鳥や小さな動物達を観察するようになりました。またレナードは先住猫の『アーチャー』と友達になって、一緒にレスリングの練習をするようになりました。

レナードはたくさんの美味しい食べ物と、安心して昼寝ができる環境によって、完全に心を開花させました。またレナードの毛は次第に伸びていき、ライオンのようなたてがみを手に入れました。

そして数日前、レナードはついに生涯の家族に出会い、数ヶ月間過ごしたクレアさんの家から新しい家へと引っ越していきました。レナードは現在、生涯の家族に抱きしめられながら、まるで王様のような生活を送っているそうです。

「レナードは新しいお母さんのことがすぐに好きになりました。彼は今、生涯の家で幸せいっぱいの時間を過ごしています」とクレアさんが嬉しそうに話してくれました。

クレアさんは普段から1匹でも多くの猫に素敵な家を見つけたいと思っていて、レナードの家が見つかったことに心から喜びを感じているそうです。

こうして裏庭のポーチに現れて家の中に入ろうとしたレナードは、クレアさんのおかげで最高の家に辿り着くことができました。これからもレナードはたくさんの愛情を吸収しながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:savingstevielovemeow

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