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車道から助け出された子猫。後ろ足の障がいにも負けず、毎日を最大限に楽しみながら、驚くほどの回復力で前に進み続ける

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約1ヶ月前、オーストラリアの保護施設『ベスト・フレンズ・フィーラインズ』の元に、緊急の助けが必要な子猫についての連絡が入りました。

その日、自転車で移動していた女性が、車道にいる子猫の姿を発見しました。女性はすぐに自転車を止めて、向かってくる車を制止しながら子猫の元へと駆け寄りました。

そして子猫を救い上げると、車通りの多い道路から連れ出しました。

女性が動物病院に子猫を連れて行くと、子猫の後ろ足が骨折していて、前足に怪我を負っていることが分かりました。獣医さん達はすぐに子猫の治療を行い、一晩中看護を続けました。

そのおかげで子猫は次の日には随分と状態が良くなっていて、喉を鳴らすようになりました。「子猫は前足を使えるようになり、周りの人達の気を引くために鳴いて、ゴロゴロと喉を鳴らし続けています。そんな子猫の愛らしい姿は、病院にいるスタッフ全員をとりこにしました」と保護施設のケリーさんが言いました。

ケリーさん達は子猫を病院から引き取ると、『スローン』と名付けて世話を始めました。

スローンは身体の状態を確認するために、定期的に病院に通いました。スローンは病院に行くたびに、スタッフ達に愛情と抱っこを要求しました。「スローンは病院で全てのスタッフの心を奪い、みんなの腕の中で多くの時間を過ごしています。」

「スローンはひとりでトイレも使えるようになりました。また、たくさんのご飯でお腹を満たし、誰かに抱っこされるとノンストップで喉を鳴らし始めました。」

保護されてから1週間後、養育主さんの家で治療を続けたスローンは、前足が順調に回復していき、体重と筋力が大幅に向上しました。

「スローンはいつも嬉しそうに大きな音で喉を鳴らしています。彼女の回復力は素晴らしく、いつもみんなを驚かせています。」

スローンは大変な状況を経験したにもかかわらず、常に太陽のように明るく過ごし、とても広い心を持っています。また身体が回復していくに連れて、出来ることを確実に増やしていきました。

美味しいご飯と適切なケア、そしてたくさんの愛情で、スローンの前足は完全に回復し、前足を使って自由に動き回れるようになりました。

その後、スローンが他の猫に会う準備を整えると、盲目の先住猫の『パール』と『マイリー』に会いました。3匹はすぐに意気投合して、一日の多くの時間を一緒に過ごすようになりました。

パールとマイリーもスローンと同じように元々救助された猫でした。ふたりは養育主さんの家がとても気に入ったようで、そのままこの家で暮らすことになったそうです。

ふたりは目が見えませんが、自分が望んだことは何でもできることをスローンに示しました。「どうやらスローンは高いところに登る方法をふたりから教えてもらったようです。」

「ふたりはスローンのことをいつも守っていて、たとえ障がいがあっても出来ないことは何もないことをスローンに教えています」とケリーさんが話してくれました。

これから先、スローンがもう少し大きくなったら、後ろ足の手術が行われる予定です。それまでにスローンはやるべきことがたくさんあり、猫のスキルもさらに磨いていく必要があるそうです。

スローンは後ろ足に障がいを抱えていますが、いつも元気に過ごしています。スローンは自分の人生をとても愛していて、毎日の生活を最大限に楽しんでいるのです。
出典:BestFriendsFelineslovemeow

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