シェア
ツイート
送るある日、5匹の子猫達が排水溝の中から助け出され、地元の保護施設へと運ばれてきました。5匹のうちの1匹は身体が非常に小さく、他の兄弟の半分ほどの大きさしかありませんでした。
保護施設から連絡を受けた養育ボランティアのジェス・トーレンさんは、すぐに子猫達を迎えに行って、自宅で養育を始めました。身体の一番小さな子猫は体重が122gしかなく、他の兄弟よりも100gも軽かったそうです。
『ヘンリー』と名づけられた小さな子猫は、体調が安定せず、先の見えない状態が続いていました。その様子を見ていたジェスさんは、ヘンリーが生き残るのは厳しいかもしれないと感じたそうです。しかし、ジェスさんはヘンリーの命を決して諦めず、徹夜で看護を続けました。
ジェスさんはヘンリーに水分を与えながら、24時間体制でチューブで栄養を与え続けました。すると3日後にヘンリーはついに危険な状態を脱し、快方へと向かい始めたのです。
ジェスさんのおかげで声を取り戻したヘンリーは、食べ物を求めて鳴き始めました。その日以降、ヘンリーは確実に体重を増やしていき、より強くなっていったのです。
ヘンリーは成長が遅かったため、いつも兄弟の後を遅れながらついていっていました。しかし、ヘンリーは何とかして兄弟に追いつこうと、一生懸命に努力していました。
「ヘンリーはまだ他の兄弟のように上手く歩くことができませんが、しっかりと成長を続けています。きっとヘンリーはいつか必ず兄弟に追いつくことでしょう」とジェスさんが言いました。
元気を取り戻したヘンリーはとてもお喋りな子猫になり、ジェスさんに抱っこしてもらうために、たくさん話し掛けてくるようになりました。
「ヘンリーは特に食べ物を要求する時に大きな声を出します。彼は抱っこされるとゴロゴロと喉を鳴らし始め、いつも膝の上で昼寝をします。彼は頭を撫でられるのが大好きで、いつも嬉しそうに頭を擦りつけてきます。」
「ヘンリーの足取りはまだ少しおぼつきませんが、兄弟から遊ぶ方法を学んでいます。彼はスポーツが大好きで、いつも兄弟と一緒に動き回っています。」
そして、ヘンリーと兄弟が保護されてから3週間ほどが経ちました。
「私が保護施設でヘンリーを預かった時、スタッフ達は彼が生き残る確率は低いだろうと言っていました。でもヘンリーは元気を取り戻し、体重が450gに増えました！」とジェスさんが嬉しそうに話してくれました。
こうしてヘンリーの強い意志とジェスさんの徹夜の看護で、ヘンリーは無事に危険な状態を脱し、新しい人生を歩み始めることができました。ヘンリーはこれからも安全な家の中でたくさんの愛情を感じながら、すくすくと成長していくことでしょう(*´ω｀*)
出典：kittenbnb／lovemeow
