人生に、もふもふを。

ずっと一緒に暮らしたくて、身体に登ってたくさん話しかけてきた子猫。優しく迎えてくれた家族のおかげで幸せいっぱいに

0

今から2ヶ月ほど前、自宅のパティオに飾るものを拾いに出かけたタラさんでしたが、まさか外出中に新しい家族に出会うことになるとは全く思っていませんでした。地元で動物の保護活動をしているタラさんは、外出先で助けが必要な子猫についての連絡を受けました。

タラさんは送られてきた子猫の写真を見て、一瞬で恋に落ちました。子猫は多指症のため足の指が通常よりも多く、耳が反り返っていました。子猫の世話をしていた人達は、引っ越し先に動物を連れて行くことが出来なかったため、子猫を誰かに引き取ってもらうことに決めていました。

連絡を受けた時から子猫のことが頭から離れなくなったタラさんは、パティオ用に集めてきたものを自宅に置くとすぐに子猫の元へと向かいました。

その後、子猫が無事にタラさんの家に着くと、さっそく子猫はタラさんに夢中になり、膝や身体に登り始めました。そして子猫は大きな音で喉を鳴らして、タラさんにたくさん話しかけてきました。それはまるで今までの人生の全てをタラさんに打ち明けているかのようでした。

『マックス』と名づけられた子猫は、すぐにここが自分の家だと感じたようでした。マックスはタラさんの後をどこまで追いかけて、タラさんが座るとすぐに膝の上に飛び乗りました。

マックスが完全に新しい家に落ち着くと、タラさんはこの家に住む動物達を紹介しました。するとさっそく下半身に障がいのある黒猫の『ミッキー』が、マックスのことを温かく迎え入れました。ミッキーはマックスの匂いを嗅ぐと、お気に入りのオモチャで一緒に遊び始めました。

一方のマックスもすぐにミッキーのことが好きになり、物陰からミッキーに飛びついたりしながら、ミッキーとの時間を楽しむようになりました。そしてマックスがいっぱい遊んで疲れると、ミッキーに寄り添いながら丸くなって、幸せそうに眠りに落ちていきました。

またミッキーはマックスの先生のような存在になり、猫として生きていくためのルールやマナーを教えました。そんなミッキーのおかげマックスは徐々にパーソナルスペースを理解していき、ちょうど良い距離感を保てるようになっていきました。

またマックスは三毛猫の『ミラ』や多指症の『アーチー』にも会い、この家に住む全ての動物達と仲良くなりました。

「マックスがベビーサークルを卒業すると、家の中を自由に歩き回るようになりました。そんな中、私が深夜にふと目を覚ますと、マックスが枕の上で寝ていてビックリしました!」とタラさんが言いました。

「マックスは階段やベッドを登れるようになり、羽毛布団で眠るのが大好きになりました。」

この家にはマックスよりも何倍も大きな先住犬が暮らしていますが、マックスは決してひるむことはありません。マックスはいつも先住犬に飛びついて、フワフワのシッポを捕まえようとしているそうです。

マックスは多指症で大きな足を持っていますが、どうやら本人はその足でどこへだって行けると信じているようです。

現在のマックスはエネルギーの塊で、次にどんなイタズラをしようかと常に考えています。またマックスはその溢れ出す好奇心で、たくさんの喜びと笑いを家の中に運び続けているのです。

「マックスは私の後をついて歩くのが好きで、いつも楽しそうに過ごしています。彼はとってもおしゃべりで、いつも私との会話を楽しんでいます。」

「私はマックスと出会えたことに心から感謝しています。彼はとってもクレイジーで、甘えん坊で、その気まぐれな行動でいつも私達のことを笑わせてくれています」とタラさんが嬉しそうに話してくれました。

こうしてタラさんの家にやって来たマックスは、この家に暮らす家族みんなと仲良くなり、楽しい毎日を送り始めました。マックスはこれからも温かい愛情を感じながら、家族みんなにたくさんの幸せを届け続けることでしょう。
出典:swaggeringswaylovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう