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たくさんの愛情を必要としていた子猫の姉妹。保護先で迎えてくれた2匹の猫のおかげで、幸せいっぱいの毎日が始まる!

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約1ヶ月前、路上で保護された子猫の姉妹が、より良い生活を送るために保護施設『インディー・ヒューメイン』に運ばれてきました。子猫達のうちの1匹にはいくつもの噛まれた跡があり、獣医さんによる治療を必要としていました。

生後約5〜6週の子猫達はそれぞれ『ステラ(キジトラ猫)』と『ルナ(黒猫)』と名づけられ、養育ボランティアのジェニファーさんの家で養育されることになりました。

「ステラは怪我のため少し不安そうにしていましたが、幸いなことに元気はありました。ルナはとても野生的で、キャリーから出た後も威嚇を続けました」とジェニファーさんが言いました。

怪我をしていたステラは抗生物質や鎮痛剤、そしてジェニファーさんのケアで確実に怪我を治していきました。

一方の非常に野生的なルナは、いつも警戒しながら部屋の中を歩き回っていました。「ルナは身の回りの僅かな動きにも反応し、強く警戒して、時には飛びかかることもありました。」

そんな警戒心の強いルナですが、ステラに特別なケアが必要なことを分かっているようで、常にステラのことを気に掛けていました。

ステラは身体が回復するにつれてより活発になり、柔らかい毛布をこねるようになりました。それと同時にステラの食欲は増していき、徐々にルナと一緒に遊べるようになっていきました。

「ルナはステラが回復するにつれて少しずつ落ち着いていきました。ルナはまだ野生的で威嚇音を出すこともありますが、再びステラと一緒に遊べることに幸せを感じていました。」

子猫達が暮らし始めた家には元々、先住猫の『ボディー』と『ベア』が暮らしていて、いつもジェニファーさんが連れ帰ってくる子猫達にたくさんの愛情を注いでいました。

もちろん今回も子猫達がやって来たことに気づいたボディーとベアは、子猫達に強い興味を示しました。そして子猫達の身体の問題が全て解決すると、ついに子猫達との初対面を果たしたのです。

「4匹の猫が顔を合わせると、すぐにボディーとベアが子猫達のことを迎え入れました。家には6〜7週間ほど保護子猫達がいなかったため、ボディーとベアは子猫達に会えるのを非常に楽しみにしていました。」

ルナは迎えてくれた先住猫達を怖がることなく、最初からたくさんの愛情を求めました。「ルナの鳴き声は時々、犬が吠えているように聞こえることがあります。彼女は誰にも相手をしてもらえないと、大きな声で鳴いて自分の存在をアピールし始めます。」

一方のステラは信じられないほどの回復を遂げ、幸せそうな姿をたくさん見せてくれるようになりました。ステラはいつも先住猫達に身体を擦りつけて、毛づくろいされるととっても嬉しそうな姿を見せてくれました。

先住猫達は子猫達のお兄さんの役割を引き受け、子猫達に家の中を案内し、猫として生きていくために必要なことを教えました。

「今の猫達はふたり1組のペアになっていて、ボディーとステラ、そしてベアとルナが一緒に過ごしている姿をよく目にします。」

少し前までは路上で暮らしていたステラとルナですが、今は安全な家の中で幸せそうに過ごしていて、いつもボディーとベアからたくさんの愛情を吸収しています。

日に日に成長を続ける子猫達ですが、里子に出られるようになるまでには、まだまだやるべきことがたくさんあります。子猫達は生涯の家に旅立つ準備が整うまで、優しいボディーとベアの愛情に包まれながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:newkittensontheblocklovemeow

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