人生に、もふもふを。

病気のため成長が非常に遅い子猫。小さな身体にもかかわらず、常に前に進み続け、元気に生きる姿に心が温まる

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ある日、『ベーグル』という名前の生後5日の保護子猫が、地元の保護施設へと運ばれてきました。その後、ベーグルの窮状を知った養育ボランティアのアマンダ・ホッダーさんが、すぐにベーグルを受け入れることを申し出ました。

「私達はすぐにベーグルの成長がかなり遅いことに気づきました。彼女は3週齢の直前になっても、まだ目が開いていませんでした」とアマンダさんが言いました。

ベーグルの食欲は旺盛でしたが、身体は小さなままでした。「ベーグルが少し成長すると、頭の形や身体の小ささから、彼女が何かの問題を抱えていることが分かりました。」

それでもベーグルはまるで早く大きくなろうと決意しているかのように、たくさんのご飯を食べ続けました。

アマンダさんはベーグルの発達が遅れている原因を調べてもらうために、専門的な治療を行うことのできる獣医さんの元にベーグルを連れて行きました。

この時、6週齢を迎えていたベーグルでしたが、体重が僅か180gほどしか増えておらず、通常の半分以下の体重しかありませんでした。ベーグルの身体は非常に小さかったため、甲状腺の検査を行うためには、もう少し大きくなる必要がありました。

「ベーグルは水頭症(脳室に過剰な脳脊髄液が貯留する病気)をチェックするために、いくつかのレントゲン写真を撮りました。そしてその結果、彼女に水頭症の症状の1つが現れていることが分かりました。私達は水頭症のいくつかのケースを治療することができるステロイド剤と抗生物質で治療を始めました。」

ベーグルは病気を患っているにもかかわらず、いつも元気そうで、毎日を精一杯生きていました。

「ベーグルの身体は発育不全で、これからも発達の遅れがあると思いますが、彼女は同じ年齢の子猫に追いつこうと、いつも全力で歩み続けています。」

そして保護から数ヶ月が経つと、ベーグルはゴージャスな毛並みの若い子猫へと成長しました。「ベーグルはまだ900gもありませんが、ゆっくりと成長していて、健康で安定しています。」

「私達はついにベーグルから甲状腺の問題を取り除くことができました。私達は彼女が家中を自由に歩き回る姿を見た瞬間、彼女はもう大丈夫だろうと確信しました。彼女はとても活発でエネルギッシュで、いつも楽しそうに過ごしています」とアマンダさんが嬉しそうに話してくれました。

ベーグルはみんなの予想を遥かに超えて、毎日進歩し続けています。ベーグルの成長は非常に遅く、一生小さなままかもしれませんが、その大きな個性で身体の小ささを完全に補っているのです。これからもベーグルはたくさんの愛情を受け取りながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:kittenrescuelifelovemeow

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