人生に、もふもふを。

生後2ヶ月の大きさで成長が止まった猫。障がいにも負けることなく、優しい家族の元で幸せに生きる姿に胸が熱くなる

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今から数年前のこと、2歳の猫の『ポテト』が地元の保護施設に運ばれてきました。ポテトは成猫でしたが、病気のため身体の成長が生後2ヶ月ほどの大きさのまま止まっていました。

保護施設にやって来たポテトは人間に慣れていなかったため、人間のことをとても怖がっていました。また体調を崩していて、全身の毛が非常に荒れていました。

獣医さん達はそんなポテトの毛を刈って、身体を細部まで診察しました。するとポテトが盲目で、全く目が見えていないことが分かったのです。

その後、診察を終えたポテトは養育ボランティアさんの家で過ごし始めました。ポテトは美味しいご飯と暖かいベッドにとても満足したようで、幸せそうな姿を見せてくれました。

体調を崩していたポテトでしたが食欲は旺盛で、毎回たくさんのご飯でお腹を膨らませていました。

美味しいご飯と養育主さんの愛情で少しずつ元気を取り戻していったポテトは、先住犬の『ツナ』と出会いました。お茶目な性格のポテトは早速ツナのベッドを占領したそうです。

またポテトは先住猫の『バターズ』とも仲良くなりました。2匹が並ぶとポテトの身体がどれだけ小さいかがよく分かりますね。

徐々に元気を取り戻してきたポテトは、とても個性的な姿を見せてくれるようになりました。こちらは毛づくろいをしているポテトの様子です。全身の毛づくろいは難しいようですが、前足の毛づくろいはしっかりとできるそうです。

またポテトは目が全く見えていませんが、他の感覚を使って家の中を元気に動き回っているそうです。

ポテトは養育主さんの献身的な看病で、ついに元気を取り戻すことができました。ポテトはいくつもの障がいを抱えていますが、決して負けたりはしません。とても好奇心が旺盛で、自分の人生を心から楽しんでいるのです。

そんなポテトの姿をずっとそばで見てきた養育主さんは、いつの間にかポテトのことが手放せなくなっていました。そのため養育主さんはポテトを正式に家族の一員として迎えたそうです。

こうして優しい人達の力を借りて、ポテトの新しい人生が始まりました。現在、ポテトが保護されてから随分と経ちましたが、今もポテトは大好きな養育主さんの家で幸せな毎日を送っているそうです(*´ω`*)
出典:realstumpycatlovemeow

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