人生に、もふもふを。

生まれてくる子猫達のために安全な場所を探していた母猫。家の中での生活が嬉しくて、幸せのフミフミが止まらない!

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1ヶ月前、野外で保護された妊娠中の猫が、新しい生活を始めるためにオーストラリアのメルボルンにある養育主さんの家にやって来ました。猫は雨をしのげる屋根と手の届くところにあるたくさんのご飯にとても感謝していました。

『パンドラ』と名づけられた猫は安全な場所に安心して、いつも大きな音で喉を鳴らしながら、幸せそうに柔らかいものをこねていました。「パンドラはとても甘く、愛情深く、愛らしい模様を持った猫です」と保護施設『ヒア・ノー・エビル』で養育ボランティアをしているアンバーさんが言いました。

アンバーさん達は子猫が産まれるまでにあと数週間はあるだろうと思っていましたが、保護から数日後にパンドラの出産が始まったためとても驚きました。

子猫達を出産したパンドラでしたが、育児の助けを必要としていることは明らかでした。パンドラは子育てに不慣れで、何をするべきか分かっていないようでした。アンバーさんはすぐに救いの手を差し伸べ、子猫達を綺麗にして、パンドラの隣に運びました。そのおかげでパンドラは子猫達にミルクを与えることができました。

「幸いなことにパンドラはすぐにお母さんになって、子育てを始めました。パンドラはまだ若く、子育てに不慣れなところがあります。」

「パンドラはいつも優しく子育てをしていますが、両手をこねることにも熱心です。」

子猫達はそれぞれ『バター』『ビーン』『バナナ』と名づけられました。子猫達はパンドラとアンバーさんに育てられながら、日に日に大きく、強くなっていきました。

子猫達の中でバナナが一番小さな身体をしていましたが、アンバーさんの栄養補給で他の兄弟に追いつき、一緒にプロレスごっこをすることができるようになったそうです。

その後、目が開いた子猫達はベッドの外に出て周辺を探索するようになりました。パンドラはそんな好奇心旺盛な子猫達に気を配り、子猫達に危険がないかを常に確認していました。

優しいパンドラのおかげで子猫達はほんの数週間で完全に開花しました。子猫達の目は大きく開き、部屋中を歩き回るようになり、毎日新しい世界に冒険に出かけるようになりました。

一方のパンドラはアンバーさんが部屋に入ってくるたびに、幸せそうに両手で空中をこねました。パンドラは人間と一緒にいるのが大好きで、いつも幸せそうな姿を見せてくれているそうです。パンドラはもうこの先ずっと毎日の生活を心配する必要がなく、好きなだけフミフミをすることができるのです。

あと少しで子猫達は固形食を食べることを学び始めます。子猫達は毎日のように好奇心と力強さが増していて、新たな冒険に出かけるのが待ちきれないようです。

子猫達がミルクを卒業したらパンドラの子育ては終わりをお迎えます。きっと愛らしいパンドラはすぐに生涯の家を見つけて、新しい家族の元で心ゆくまでフミフミを堪能し続けることでしょう(*´ω`*)
出典:kitty_fostering_ozlovemeow

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