今から5年前の寒い日に、1匹の野良猫がニューヨークにある消防署『ステーション57』に現れました。暖かい場所を求めていた猫は、どうやら消防署を自分の家に決めたようです。
人間とほとんど接したことのなかった猫は、最初の頃は消防士に近づくことができませんでした。しかし、消防署で毎日過ごしているうちに、人間のことが大好きになり、いつも消防士達に寄り添いながら身体を温めるようになったのです。
猫の心からはすっかり恐怖が消え、代わりに純粋な幸せで満たされました♪
そして、その日から猫は消防士達の家族になりました。
猫はとてもブラッシングが大好きで、誰かに毛づくろいをしてもらうと、一瞬で世界で一番幸せな猫になるそうです♪
猫はブラッシングをしてもらうたびに大きく喉を鳴らし、感謝のしるしとしてブラシを舐め始めます。猫は完全にブラッシングのとりこになっていて、署内を歩き回りながら、消防士達に順番に毛づくろいを要求してくるそうです。もちろんその要求を誰も断ることはできません♪
ブラッシング中の猫の顔を見ていると、どれだけ幸せなのかが伝わってきますね( *´艸`)
猫はいつも毛づくろいをしてもらっているお礼に、消防署にネズミを寄せ付けないようにしてくれているそうです。
猫は膝の上で眠るのが大好きで、くつろぎたい時は愛らしい姿で見上げてきます。もちろん署内にいる全員が、喜んで膝を差し出すそうです♪
猫は誰かが席を外すと、すかさずその席に座ります。そんな時は決まって、席に戻ってきた消防士が、猫のことをたっぷりと可愛がってあげるそうです♪
また、猫は時々ボスの席に座ることもあります。そんな時はたくさんの消防士達が集まってきて、ボスからの命令を待ち始めるそうです( *´艸`)
みんなに愛されている猫は、普段からボスとしての仕事も担っています。猫はみんながしっかりと仕事をしているかを厳しい目で監視しているのです。
消防士が休憩に入ると、猫も一緒に休憩時間をとります。
猫はみんなにかまってもらえて、いつも幸せに溢れています。
もちろん消防士達も愛らしい猫と一緒に過ごせて、心から幸せを感じているそうです♪
こうして街中を彷徨い歩いていた猫は、消防署という最高の家を手に入れることができました。これからも猫は居心地の良い家の中で、消防士達の心を癒しながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:station57cat/lovemeow