人生に、もふもふを。

ガレージの棚の中に取り残されていた子猫達。迎えてくれた家族の優しさで元気を取り戻し、新しい人生を歩み始める!

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ある日、テキサス州リアンダーに住む家族が、自宅のガレージの中から子猫の声が聞こえてくることに気づきました。気になった家族がすぐに声のする方に向かうと、ガレージに置かれていた棚の中で5匹の子猫達の姿を発見しました。家族は母猫が戻って来るのを待ちましたが、結局母猫が姿を現すことはありませんでした。

そこで家族は子猫達を保護すると、地元の保護施設『ウィルコ・リージョナル・アニマル・シェルター』へと連れて行きました。子猫達はまだとても幼く、へその緒がついたままの状態でした。

子猫達には24時間体制の看護が必要だったため、施設のスタッフ達は養育ボランティアのメーガンさんに助けを求めました。メーガンさんはその日の予定を全てキャンセルして、子猫達を引き取るために施設へと急ぎました。

寄り添う子猫達出典:kittenkonnoisseur

「子猫達はまだ生後2〜3日ほどでした。5匹のうちの4匹は体重が90〜100gでしたが、『ブリー』と名付け子猫だけは体重が77gしかありませんでした」とメーガンさんが言いました。

兄弟の中で一番小さなブリーでしたが、兄弟に追いつくことを決心しているようでした。

眠る子猫出典:kittenkonnoisseur

保護の当日はしっかりとミルクを飲んでいた子猫達でしたが、翌日になるとミルクをほとんど飲まなくなりました。その様子を見たメーガンさんは、子猫達に何かが起こっていることに気づきました。子猫達は母猫のミルクを飲むことができなかったため、免疫力を高めることができず、感染症などへのリスクが非常に高まっていたのです。

一緒にいる子猫達出典:kittenkonnoisseur

メーガンさんは子猫達を常に気にかけ、家族の助けも借りながら、一日中看護を続けました。メーガンさんは子猫達のお腹の具合を確認しながら、少しずつミルクを飲ませました。

そのおかげで子猫達はお腹を膨らませることができました。また子猫達は食事以外の全ての時間を寝ることに費やし、少しでも体力を回復させようとしていました。

「特に『ミュンスター』はとても静かだったため、私達は非常に心配していました。でも時間が経つにつれて、それが彼の個性だと分かりました。彼はとても大人しくて優しい子猫です。」

抱っこされる子猫出典:kittenkonnoisseur

その後、子猫達は家族の助けを借りて、ついに元気を取り戻すことができました。そして子猫達の目が開くと、可愛い足取りで家の中を探索し始めたのです。

並ぶ子猫達出典:kittenkonnoisseur

「身体が一番小さかったブリーも、無事に兄弟の大きさに追いつくことができました。ブリーは生後3週半で体重が400gになりました。私達はブリーが大きく成長できたことにとても幸せを感じています。」

座る子猫出典:kittenkonnoisseur

その後、子猫達には歯が生え始め、離乳の時期が近いことをメーガンさんに教えてくれました。

寄り添う子猫達出典:kittenkonnoisseur

さらにすくすくと成長を続けた子猫達は、全員が無事に里子に出る準備を整えることができたのです。

鳴く子猫出典:kittenkonnoisseur

こうしてガレージの中から保護された子猫達は、優しい家族のおかげで新しい毎日をスタートさせることができました。愛らしい子猫達にはすぐに里親さんが見つかり、それぞれの家で幸せな毎日を送っているそうです(*´ω`*)
出典:kittenkonnoisseurlovemeow

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