人生に、もふもふを。

保護されてからも片時も離れようとしない子猫達。励まし合いながら病気を克服し、一緒に成長していく姿に心が温まる

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ある日、保護施設『AWLA』に養育主さんが必要な子猫達が運ばれてきました。その中の2匹は非常に体調が悪く、特別なケアを必要としていました。

その話を聞いた養育ボランティアのローレンさんは、2匹を預かって、自宅で世話をすることに決めました。「子猫達は8日齢でした。私達はふたりに『ジェイス』と『ジャックス』と名づけました」とローレンさんが言いました。

最初の週、子猫達の体調はジェットコースターのように目まぐるしく変化しました。子猫達は哺乳瓶からミルクを飲むことにも苦労し、健康上の問題で十分な休息を取ることもできませんでした。子猫達はこの間ずっと、お互いを抱きしめながら慰め合っていたそうです。

「私達はすぐに薬で治療を始めました。そしてそれから数日後、子猫達に改善の兆しが見え始めました。その後、少しずつ回復していった子猫達は、ついに体重を増やし始めました。」

最初に回復を始めたのはジェイスの方でした。ジェイスは哺乳瓶を上手に両手で掴み、物凄い勢いでミルクを飲むようになったのです。「私はジェイスが一生懸命にミルクを飲む姿を見て、思わず涙を流してしまいました。」

そんなジェイスのエネルギーはすぐにジャックスにも伝わりました。ジャックスはジェイスの姿に元気をもらい、自分もミルクをたくさん飲むようになったのです。それから子猫達は毎回たくさんのミルクを飲んで、力を取り戻し、個性が輝き始めました。

「ジェイスはお茶目な性格をしていて、いつも私達を笑顔にしてくれます。私達は彼の愛らしい寝姿に、いつも心が温められています。」

ジェイスはとてもイタズラ好きで常に愛情を求めていますが、ジャックスの方はいつもおっとりとしていて大人しい性格の持ち主です。子猫達の性格は正反対ですが、それがお互いのことを補い合っているそうです。

子猫達はとても容姿が似ていて、ほとんど同じように見えますが、特徴的な違いを持っています。

「ジャックスは左耳の先端が白くなっていて、ジェイスは右耳の先端が白くなっています。」

ローレンさんは子猫達が寂しさを感じないように、スナグル・ラムと名づけたヌイグルミの助けを借りることにしました。子猫達はヌイグルミがとても気に入ったようで、さっそく嬉しそうに寄り添い始めたそうです。

現在4週齢を迎えたジェイスとジャックスは、新しいステージに踏み出すために、室内生活に必要なことを学び始めています。

「ふたりは本当に仲良しで、起きている時は絶えずレスリングをしています。そして遊び疲れると、ベッドの中で寄り添いながら眠り始めます。」

「ふたりは最高の絆で結ばれていて、全てのことを一緒に行います。」

とってもワンパクなジェイスは常にジャックスと遊びたがっていて、毎回有無を言わさず一緒に遊び始めるそうです♪

子猫達は現在、優しいローレンさんの元ですくすくと成長しています。ローレンさんは子猫達の成長をいつも見守っていて、子猫達が成長の節目を迎えるたびにお祝いをしているそうです(*´ω`*)
出典:our_fostering_tailslovemeow

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