人生に、もふもふを。

瀕死の状態で保護され、少しずつ元気を取り戻していった子猫。新しい年の始まりに、ついに自らミルクを飲み始める!

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ある日、猫の保護活動を行うハンナ・ショーさんの元に1本の電話が入りました。アメリカ(サンディエゴ)とメキシコ(ティフアナ)の国境で、瀕死の子猫が見つかったというのです。

警察官に保護された子猫は、体重がとても不足していて、重度の脱水症状に陥っていました。また体温が非常に低く、生死の境を彷徨っていたのです。子猫は保護施設『サンディエゴ愛護協会』に運ばれた後、ハンナさんの家へとやって来ました。

子猫は保護施設で『レイ』と名づけられました。レイはスペイン語で王様という意味があるそうです。

レイを受け取ったハンナさんは、すぐに看病を始めました。レイは3週齢でしたが、体重が170gしかありませんでした。

ハンナさんはレイが正常に活動できるように、冷え切った身体を温め続けました。しばらくするとレイの体温は戻りましたが、ミルクを飲み込むことができませんでした。そのためハンナさんはチューブを使って、少しずつ栄養を与え始めたのです。

「レイは非常に衰弱していましたが、必死に戦い続けていました。彼はとても強い子ですが、非常に痩せ細っていて、脱水症状に苦しんでいました。私は彼を健康な状態に戻すために、考えられる全てのことをしようと決めていました」とハンナさんは言いました。

「私はレイの状態が安定するまで、経管栄養法(チューブを用いて消化管まで栄養を運ぶ治療法)と点滴を続け、一日中看護を続けることに決めました。レイが完全に元気を取り戻すまでには、何日もかかることでしょう。」

レイは体温を調整することができなかったため、温度調節のできる保育器に入れられました。そして、寄り添うためのテディーベアと毛布が用意されました。

翌朝を迎える頃には、レイは少しだけ元気を取り戻していて、丸くて輝く瞳でハンナさんを見つめてきたそうです。

さらにそれから2日間、24時間体制の看護が続きました。そのおかげでレイは徐々に体重を増やし、力強くなっていったのです。

「レイは改善の兆しを見せています。彼は今朝、ブラッシングの間に初めて喉を鳴らしました。彼はお気に入りの毛布に包まれながら、毛づくろいをされるのが大好きです。」

「私は24時間の世話と適切な医療を組み合わせることで、必ずレイが元気を取り戻すと思っています。」

保護された時のレイはとても衰弱していて、何とか命を繋いでいる状態でした。そして保護されてからもレイは、決して戦うことを止めませんでした。

そして元日、レイは初めて哺乳瓶からミルクを飲み始めました。その姿を見たハンナさんは、とても嬉しくて歓喜の声をあげたそうです。

「レイは初めて自分でミルクを飲みました! 私は小さな身体で戦い続けるレイのことを、誇りに思っています!」とハンナさんは話してくれました。
出典:kittenxladylovemeow

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