ある日、小包を受け取るために玄関を開けると、ドアの隙間から1匹の猫が入ってきました。そして、居心地の良い場所を見つけると、そのままくつろぎ始めたのです。その様子を見た住人夫婦は、猫の予想外の行動にとても驚きました。
その猫は夫婦の家の近くにある団地でよく見かける猫でした。夫婦は以前から猫の左耳がカットされているのを知っていて、避妊済みの地域猫だろうと思っていたそうです。
最初は突然の訪問者に驚いた夫婦でしたが、猫の幸せそうな姿を見ているうちに、次第に猫のとりこになっていきました。そこで念のため団地の周辺に『猫の写真と連絡先を書いたチラシ』を貼り、誰からも連絡が無ければ、家で世話をしていくことに決めたのです。
それから1ヶ月以上が経ちましたが、相変わらず猫は夫婦の家にいます。猫は夫婦の足の上がとても気に入ったようで、いつもこの場所でまったりとしているそうです♪
夫婦は猫に『ゼルダ』と名づけ、正式に家族の一員として迎えました。
ゼルダは今、温かい家でぬくぬくと暮らしています。どうやらゼルダは家の中での生活に憧れて、自ら『自分の家』を選んだようです♪
出典:BevoDDS/lovemeow