ある日、保護施設『チャールストン・アニマル・ソサイエティー』で近くに住む夫婦がボランティアを始めました。しかし、この時の夫婦はまだ、自分達の心の中に『チャーリー』という名前の子猫が入り込んでくることを知りませんでした。
チャーリーは路上で迷子になっていたところを発見されて、保護施設へと連れて来られた子猫でした。チャーリーは里子に出るために養育主さんのところで育てられ、再び里親募集のためにこの施設へと戻ってきたのです。
チャーリーはとても甘えん坊で、いつも誰かの愛情を欲していました。そのためチャーリーは、施設を訪れる人達にケージの中から猛アピールすることを決めていたようです。
チャーリーが施設に来たのと同じ日に、夫婦はボランティアを始めました。その日、シフト時間に施設を訪れた夫婦は、すぐにチャーリーの存在に気づいたそうです。
「私達がケージの前を歩いていると、チャーリーはケージを引っ掻き始めました。私達は身を乗り出しながらアピールするチャーリーのことが一瞬で好きになりました」と夫婦は言いました。
チャーリーは夫婦の注目を集めるために、前足を一生懸命に振っていました。その姿を見た夫婦は、すぐに自分達がチャーリーに選ばれたのだと感じたそうです。
「チャーリーは間違いなく私達を選びました。そのため私達はボランティアを始めた日に、彼を家に連れて帰りました。」
こうして保護猫のチャーリーは、施設に来てから1日も経たないうちに生涯の家を見つけることができました。どうやらチャーリーの猛アピールは、大成功に終わったようです(*´ω`*)
夫婦が帰宅した直後、チャーリーは早速ハグを楽しみ始めました。チャーリーは新しいお母さんに顔を擦りつけて、両足を伸ばしながらフミフミを始めました。そして、最後にお母さんの首に巻きついて、パタンと眠りに落ちたのです♪
チャーリーは毎朝、誰よりも早く目を覚まして夫婦のことを起こします。そして、夫婦が仕事から帰ってくると、熱烈なハグとキスでおかえりの挨拶をしてくるそうです。
「チャーリーは帰宅するとすぐに、愛情と抱っこを求めてきます。そして私達が別の場所に行こうとすると、とっても大きな声で引き止めます。」
チャーリーは人間の手や足を握りながら眠るのが大好きで、いつも夫婦に寄り添いながら、幸せそうに眠っているそうです。
「チャーリーは最高の猫です。彼は車に乗ってドライブするのも好きなようで、私達と一緒に色々な場所へと出かけます。」
夫婦とずっと一緒にいたいチャーリーは、毎朝必ず夫婦が仕事に行くのを拒みます。チャーリーは夫婦が出かけようとすると、鳴きながら説得してくるそうです。
「チャーリーはとても甘くて、可愛くて、誰とでも仲良くなります。」
チャーリーは人間の肩がお気に入りの場所で、いつも肩の上に登ると、耳元で喉をゴロゴロと鳴らし始めるそうです♪
こうして新しい家を探していたチャーリーは、ボランティアを始めたばかりの夫婦の心に一瞬で侵入しました。猛アピールで自分の願いを叶えたチャーリーは、毎日が幸せいっぱいで、最高に楽しい日々を送っているのです(*´ω`*)
出典:charlestoncharlie1016/lovemeow