ある日、アメリカのテキサス州にあるフードコートに猫の『クリームパフ』が現れました。クリームパフはフードコートがとても気に入ったようで、そのままそこに住みついたそうです。
クリームパフはとても人懐っこい性格で、フードコートを利用する人達にいつも笑顔をプレゼントしていました。
そんなある日のこと、地元の住人達がクリームパフの世話をしていると、シッポに怪我をしていることが分かりました。クリームパフを心配した住人達は話し合いの末、保護して獣医さんに診てもらうことにしました。
話し合いの中で1人の女性がクリームパフを動物病院に連れて行くことを申し出ました。また、話し合いに参加した住人達が治療費の寄付を呼びかけると、数時間で2万5千円(225ドル)が集まったそうです。
そして、いよいよクリームパフ保護作戦が始まりました!
昼寝中だったクリームパフは女性の気配に少し驚いた様子でしたが、名前を呼ばれるとすぐに近づいてきました。
クリームパフは普段から頭を撫でられるのが大好きで、この時も幸せそうに頭を差し出してきたそうです。
女性はしばらくクリームパフを撫でた後、目の前にネコ缶を差し出しました。最初はドキドキしていたクリームパフでしたが、すぐにネコ缶をもりもりと食べ始めたそうです。
クリームパフがご飯に夢中になっている最中に、女性はこっそりとキャリーバッグを用意しました。
そして、ネコ缶を少しずつバッグの方に移動させたのです。
予想以上にすんなりとバッグに入ったクリームパフは…
ジッパーを閉められても全く気づきませんでした(*´ω`*)
その後もネコ缶を食べ続けたクリームパフは、食後にやっとバッグに入っていることに気づきました。一瞬だけ緊張したクリームパフでしたが、バッグの中の居心地が良かったようで、車で運ばれている最中も大人しくしていたそうです。
動物病院に着いたクリームパフは、あまり嬉しそうではありませんでした。しかし、ケージの中にあったキャットハウスに入ると、とても落ち着いたそうです。
獣医さんのところで傷を治してもらい、予防接種をしてもらったクリームパフは、そのまま病院で一泊しました。その後、無事にフードコートに戻ったクリームパフは、地元の住人に見守られながら、今までと変わらない生活を送っているそうです。
こうしてたくさんの人達を幸せにしてきたクリームパフは、みんなの優しさのおかげで怪我を治すことができました。元気になったクリームパフはその愛らしい姿で、これからもたくさんの人達に笑顔を届けていくことでしょう♪
出典:suey22/iamkmi/TheBlockSA/lovemeow