ある日、カナダのケベック州に住む家族が、裏の森から現れた野良猫を発見しました。早速ご飯の世話を始めました家族は、すぐに野良猫が妊娠していることに気づいたそうです。
それからしばらくすると、野良猫は突然姿を見せなくなりました。しかし、それから3週間ほど経った頃、1匹の子猫を連れて再び庭に戻って来たのです。
出典:stryker81
子猫は人間に接したことがなかったようで、とても緊張していました。そのため家族は毎日少しずつ子猫との距離を縮めていきました。結局、家族が子猫の隣に行くまでに、1週間ほどかかったそうです。
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その後、猫の親子を保護しようと考えた家族でしたが、母猫は外での暮らしを望んでいるようで、完全に気を許すことはありませんでした。しかし、子猫の方は徐々に家族に溶け込んでいったのです。
それから数日が経つ頃には、食事をしている最中に身体を触らせてくれるようになりました。それはまさに、家族が待ち望んでいた瞬間でした。
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しばらくすると子猫は、玄関ドアを引っ掻いてご飯をおねだりするようになりましたが、決して家の中に入って来ることはありませんでした。
しかしある日のこと、子猫の行動に大きな変化がありました。その日は前日からの冷え込みで、外で暮らす猫達は寒い朝を迎えていました。そんな中、家族がいつものようにドアを開けると、子猫がスーッと家の中に入って来たのです!
家の中に入った子猫は、日に日に家族と接する時間が長くなっていきました。そして、すっかり家族を信頼するようになったのです。
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家の中で暮らし始めた子猫はすぐに先住猫達とも仲良くなり、いつも嬉しそうに後を追うようになったそうです♪
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こうして数ヶ月前に庭に現れた子猫は、自らの意思で家の中へと入ってきました。子猫は人間の愛情を受け入れ、一緒に生きて行くことを決めたのです。子猫はもう家の外で寒い思いをすることはありません。これからは暖かい家の中で、家族や同居猫達に囲まれながら、幸せな日々を送って行くことでしょう。
出典:stryker81/lovemeow