人生に、もふもふを。

海が大好きな船乗りメインクーン。耳の聞こえない飼い主さんの代わりに音を聞き、航海の手助けをする! (8枚)

0

メインクーンの『スキャッティー』は、生後2ヶ月の頃にポールさんの家にやって来ました。

ポールさんはニュージーランドのオークランドに住んでいるプログラマーです。ポールさんは海が大好きで、大西洋の中南部を横断するために、約10mの船を自分で作ってしまったそうです!

そんなポールさんですが、航海に出るときは1人ではありません。

ポールさんは重度の聴覚障害のため音が聞こえないのですが、スキャッティーがポールさんの耳の代わりになり、航海をサポートしてくれているのです。

猫の感覚はとても鋭く、人間には聞くことのできないような音を聞き、その発生源を正確に特定できるため、いつもポールさんはスキャッティーに助けられているそうです。

「スキャッティーは私の耳が聞こえないことを理解しているようだ」とポールさんは言います。

ポールさんの船に誰かが近づいてきた時や携帯電話にメールが来た時に、スキャッティーはすぐに知らせてくれるそうです。

耳の聞こえないポールさんに何かを伝えたい時は、鳴いても気づいてくれません。スキャッティーはそのことが分かっているため、ポールさんの注意を引きたい時はいつも膝の上に登ってくるそうです。

スキャッティーは今までに特別な訓練を受けたことはないのですが、ポールさんの様子を観察しながら、自分自身で学習していったそうです。

スキャッティーは少し特別な猫で、生まれながら大きな親指があります。ポールさんは「その指のおかげで揺れる船の上でも安定するため、キャッティーは船乗りに向いているかもしれない」と思っているそうです。

スキャッティーは、いつもポールさんのそばにいます。例えば、ポールさんが船のデッキに出ると、同じようにスキャッティーもデッキに出てきます。そして、寝る時も同じベッドで一緒に横になるのです。

ポールさんとスキャッティーは、どんな時も一緒です。

好奇心旺盛なスキャッティーは刻々と変化する海が大好きで、ポールさんと一緒に新しい風景を楽しんでいるそうです。

こうして、いつの間にか耳の聞こえないポールさんをしっかりとサポートするようになったスキャッティー。そのおかげでポールさんは海の上も怖くありません。まさに一心同体のふたりは、海の上でも陸の上でも最高のパートナーなのです♪

この猫の記事を友達にシェアしよう