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マンションの周りを彷徨い歩き、警備員に保護された子猫。保護直後のハグが忘れられなくて… すっかりハグ好きに! (8枚)

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5月23日のこと、マンションで警備員をしていた男性が、全身が汚れた小さな子猫を見つけました。警備員は母猫を見つけることができなかったため、子猫を保護すると、その日の午後に保護施設『ネバダSPCA』に連れて行きました。

「私が保護施設にいた時に、ちょうど警備員さんが汚れた子猫を運んできました。彼女はとても喉が渇いていて栄養失調でした」と養育ボランティアのニッキーさんは言いました。

これまでにたくさんの子猫を育ててきたニッキーさんは、運ばれてきた子猫を見て、つきっきりのケアが必要だと感じました。そこで施設のスタッフがキャリーケースを開く前に、ニッキーさんは子猫を育てることを提案したのです。

ニッキーさんが子猫を抱きしめると、すぐに幸せそうな表情を見せてくれました。

生後3週の子猫はとても痩せていて疲れていました。ニッキーさんが子猫の身体を触ると、骨の感触が伝わってきたそうです。ニッキーさんは子猫をお風呂に入れて、ご飯を食べさせました。すると子猫はとても安心したようで、毛布の中で丸くなり、ニッキーさんの膝の上で眠りに落ちたのです。

ニッキーさんは子猫に『パンキー』と名づけました。パンキーは幼くして孤児になったため、母親の愛情を強く欲しがっていました。

そこでニッキーさんはパンキーのために『代わりのお母さん』を用意しました。それは心臓の鼓動を再現することができるヌイグルミでした。パンキーはその鼓動にお母さんを感じたようで、心が落ち着き、元気を取り戻していったそうです。

ニッキーさんは、パンキーがウェットフードを食べられるようになるまでの間、シリンジを使ってご飯を与え続けました。パンキーはとても食欲があり、いつもご飯を完食していたそうです。

そして2週間後、パンキーは成猫のように容器からご飯を食べられるようになりました。どうやらパンキーはそのことをとても誇りに思っているようです♪

保護から1ヵ月が経つ頃には、パンキーは随分大きくなり、家の中で元気に遊び回るようになりました。

「パンキーは遊び好きの元気な女の子に成長しました。そして、少し前に新しい里親さんに引き取られていきました。里親さんの家は1200kmも離れたところにありましたが、パンキーは長い旅を楽しんでいたようです。」

パンキーが住み始めた家にはティアという名前の猫が住んでいたのですが、2匹は1週間ほどで友達の絆を結んだそうです♪

こうしてガリガリに痩せていたパンキーは、ニッキーさんのおかげで驚くほどの変化を遂げました。現在、パンキーは新しい里親さんにいつもハグをしながら、幸せな毎日を送っているそうです♪

こちらはまだ幼い頃のパンキーの姿です。パンキーは保護されてすぐに、ハグのとりこになったそうです♪ (動画)

幸せそうなパンキーの姿に心が温まりますね。これからもパンキーは里親さんとのハグを楽しみながら、幸せな日々を送っていくことでしょう(*´ω`*)

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