人生に、もふもふを。

衰弱した状態でリュックの中から見つかった猫。助けてもらえたのが嬉しくて… 感謝の気持ちが止まらない (10枚)

0

今から1年前のこと、カナダのアルバータ州に住む女性がゴミ出しをしていると、ゴミ箱の中に大きなリュックを見つけました。女性がリュックの中を覗いてみると、その中には衰弱した猫が入っていたのです。

保護された子猫

女性はすぐに地元の保護団体『アルバータ・アニマル・サービス』に助けを求めました。数分でスタッフ達が駆けつけて、猫を動物救急病院へと運んだのです。

弱々しい子猫

『ヒロ』と名づけられた猫は、怪我と飢えに苦しんでいました。そのため、ヒロがその夜を乗り越えられるかは、誰にも分からなかったのです。しかし、ヒロは決して生きることを諦めませんでした。

ヒロは病院のスタッフのおかげで、最初の夜を何とか乗り越えることができました。しかし、まだ危険な状態から脱していないヒロは、それから数日間も生きるために戦い続けたのです。

ご飯を食べる子猫

救助の1週間後にはヒロの目に力が戻ってきました。その時の姿は、発見された時とは別猫のようだったそうです。ヒロの体調はまだ不安定でしたが、フラフラしながらも何とか4本の足で立つことができるようになったのです。

立ち上がったヒロが一番初めにやりたかったことは、介護してくれたスタッフにすり寄ることでした。

立てるようになった子猫

「ヒロは大変な時期を過ごしてきたにも関わらず、とても愛情深く接してきます。私達が話しかけると彼は喉を鳴らし始め、ハグを要求してきます」と保護団体のスタッフは言いました。

ヒロはいつも頭を擦りつけながら、たくさんの愛情を要求してくるそうです。

撫でられる猫

さらに数週間後には、信じられないほどの回復力でスタッフ全員を驚かせました。その後、養育主さんの家に預けられたヒロは、嬉しそうに家中を駆け回ったり、遊んだりしていたそうです。その姿はまるで子猫のようでした。

抱きしめる猫

ヒロは日に日に強くなっていきました。そして、2ヶ月も経たないうちに完全に身体は回復し、里親さんの家に旅立つ準備が整ったのです。

くつろぐ猫

「私達は厳しい審査と家庭訪問の後、ヒロの里親さんを決めました。ヒロはこれから素敵な里親さんの元で、愛情と優しさに包まれながら、幸せに暮らしていくことでしょう。」

新しい家に旅立っていくヒロの姿を、スタッフ達は涙を流しながら見送ったそうです。

外を見つめる猫

そして1年後の2017年5月17日、ヒロは里親さんの家で救助記念日を祝いました。ヒロは今も優しい里親さんに寄り添いながら、幸せそうに喉を鳴らし続けているそうです。

ぬいぐるみを抱く猫

「私達はヒロが保護されてから50日間、彼の世話を続けました。彼はひどい状態で保護されたにも関わらず、その強い意志で生き残ることができたのです。私達はヒロの元気な姿に、心から幸せを感じています。」

手を抱く猫

こうして優しい人達のおかげで命を救われたヒロは、ずっと望んでいた素敵な家を見つけることができました。これからもヒロは、温かい家族に愛情を注がれながら、幸せな毎日を送って行くことでしょう。

出典:facebook.com

この猫の記事を友達にシェアしよう