ある日、カリフォルニア州サンノゼの街中で、産まれたばかりの子猫が見つかりました。両方の前足が発育不全だった子猫は、発見者によって地元の保健所へと連れて行かれました。
その後、子猫の話を知った保護施設『セービング・グレイス・レスキュー』は、子猫を助けるために急いで保健所へと向かいました。もしこのまま引き取り手が現れなければ、子猫はその日の午後1時に殺処分になっていたそうです。
助け出された子猫は『ジョーイ』と名づけられ、養育ボランティアのジョイスさんの家で育てられることになりました。まだ生後1日だったジョーイは、手の平に収まるほどの小ささだったそうです。
「ジョーイは私が今まで育ててきた中で一番小さな子猫です。彼はとても幼かったため、私は夜中に何度も起きて、彼が生きていることを確認しました」とジョイスさんは言いました。
ジョイスさんは過去にも、ジョーイと同じ障がいのある子猫を育てた経験がありました。その猫の名前は『カンガ』です。
カンガのことを詳しく知りたい方は、『前足が不自由だったため、2本足で歩くことを学んだ子猫。障がいを抱えながらも、元気に成長していく姿に胸が熱くなる』の記事をご覧ください。
カンガは両手にハンデを負っていますが、自分が他の猫と違っているとは思っていません。カンガは普通の猫と同じように、家の中を自由に駆け回り、何不自由なく暮らしているのです。
そんなカンガに、ジョイスさんはジョーイを紹介してみました。するとカンガはジョーイの匂いを嗅いで、さっそく背中を舐め始めたのです。
カンガはとても愛情深い猫で、ジョイスさんが保護子猫を連れて帰ると、いつも優しく面倒を見てくれるそうです。
ジョイスさんはカンガの優しい姿を見ながら、いつも幸せな気持ちに包まれているそうです。
「ジョーイはカンガのおかげで毎日成長しています。ジョーイが家に来た時は100gほどでしたが、昨日は140gになっていました。」
「私は愛らしいジョーイに恋をしています。彼が喉を鳴らしながら両手を動かす姿は、私の心を癒してくれます。」
こちらは可愛い仕草でミルクを飲むジョーイの姿です。 (動画)
I fall in love with Baby Joey over and over again… His purrs and his ability to make biscuits make me swoon….
(Video was from 5/6/17.)Kanga Rooさんの投稿 2017年5月6日
こうして生後1日で保護されたジョーイは、同じ障がいのあるカンガの元ですくすくと成長しています。きっとジョーイもカンガのように、愛情豊かで元気いっぱいの猫に育って行くことでしょう(*´ェ`*)
出典:facebook.com