人生に、もふもふを。

過酷な日々の中で病気を患い、助けを求めていた野良猫。保護先でチャンスをもらうと、驚くほど優しい猫へと生まれ変わる

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ある日、猫の『コーグ』が荒れた姿で発見されました。その体からは多くの毛が抜け落ちていて、重度の疥癬(かいせん。ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症)で皮膚がただれていて、長い路上での生活によってひどく痩せ細っていました。そんなコーグを保護団体『レスキュー・ペッツ・ムーブメント』が引き取って、すぐに治療を始めました。

2回の治療の後、コーグは保護団体『デンバー・キトゥンズ・オーガニゼーション』によって、養育主さんの家に運ばれました。

この時のコーグはとても内気で、身の回りで起こる全てのことに圧倒されていました。しかし、コーグの世界は一歩踏み出すごとに良い方向へと変わっていきました。

ボロボロの状態で保護された猫出典:denverkittens

それから1週間後、コーグの体は明らかに変わり始めました。コーグの全身から柔らかい毛が生え始め、ほとんど開かなくなっていた目に輝きが戻ってきました。

コーグはしっかりと食事ができるようになり、体重も増えて、これまで心の中に秘められていた本来の性格が徐々に表に出てきました。

ナデナデされる猫出典:denverkittens

コーグは実はかなりお喋りな猫だと分かりました。コーグは伝えたいことがたくさんあるようで、部屋の反対側からも話しかけてきて、いつも養育主さんからの返事を待っています。「コーグはとってもお喋りで、返事が返ってくるのを楽しんでいます。特に安心している時にたくさん話しかけてきます」と養育主さんが言いました。

「またコーグは食いしん坊で、ちゅ〜るが大好きです!」と養育主さんが興奮気味に言いました。

コーグは食べる時も紳士的で、いつもご飯やちゅ〜るを礼儀正しく食べているそうです。

そんなコーグと一度信頼関係が築かれると、コーグは愛情を惜しみなく注いでくるようになります。コーグはすっかり今の暮らしに安心しているようで、養育主さんの目の前で寝転んで、モフモフのお腹を見せながら嬉しそうにナデナデを要求してくるそうです。

また柔らかいものをこねるが大好きで、いつも幸せそうにフミフミしているそうです。

くつろぐ猫出典:denverkittens

「コーグは愛の塊のような猫です」と養育主さんが言いますが、コーグと一緒に5分も過ごせば、誰もが同じことを思うことでしょう。

コーグはまだ過去の記憶を少し抱えていて、大きな音や突然の動きに驚くことがあるため、落ち着いて自分のペースで過ごせる家を必要としています。しかし、コーグは決して攻撃的な反応を示すことはなく、少し時間が経てばすぐに元の状態に戻るそうです。

犬や幼い子猫がいない家がコーグには最適で、さらにキャットテラスや安全な囲いのある野外スペースがあれば、外の世界の変化を眺めるのが好きなコーグにとって、日々の暮らしがさらに充実したものになることでしょう。

コーグは最近、興奮のあまり外に飛び出して、数時間行方不明になり、養育主さんをヒヤッとさせました。幸い無事に発見されて家に帰ってきたコーグは、どうやら家の中にいることがとても素晴らしいことだと悟ったようです。

幸せになった猫出典:denverkittens

コーグは養育主さんの家の猫達とも仲良く過ごしていて、穏やかで気楽な性格の猫となら上手くやっていけます。年齢は約7歳で健康診断も済んでいて、保護されてから順調に体重を増やしていっています。また遊び好きで周囲に溶け込むことができるコーグは、これまで大変な経験をしてきた分、感謝の気持ちを心の中に持ち続けているそうです。

ゆっくり休む猫出典:denverkittens

あの日、ボロボロの状態で保護されたコーグは、優しい人達のおかげで別猫へと生まれ変わることができました。コーグはこれから生涯の家族に出会いますが、新しい生活の中でもフミフミしたり、たくさんお話ししたり、寝転んでナデナデを要求したりしながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。

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