人生に、もふもふを。

公園で発見されて、親切な人の腕の中によろめきながら入っていった猫。その瞬間から猫の人生が大きく変わる!

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先月の初め、繁華街近くの公園で1匹の猫が発見されました。猫のそばにはご飯と水が置かれていました。猫は身体を上手く動かすことができず、グラグラと揺れながらゆっくりと歩いていました。

そんな猫の姿を発見者がSNSに投稿すると、心配になったナタリーさんがすぐに行動を起こし、猫の元にやって来ました。

猫はとてもフレンドリーな性格で、ナタリーさんが近づいていくとゴロゴロと喉を鳴らしながら腕の中に入ってきました。そして猫はそのまま膝の上で丸くなって、嬉しそうな瞳でナタリーさんのことを見つめ始めました。

ナタリーさんは猫を自宅に連れて帰って、たくさんのご飯とオモチャがある部屋を用意しました。さらにナタリーさんは猫をお風呂に入れて、汚れていた全身を綺麗にしました。すると猫はまるで自分を救ってくれたことに感謝しているかのように、嬉しそうにナタリーさんに顔を押し付けてきました。

その後、ナタリーさんが猫を動物病院に連れて行くと、猫がグラグラしている原因が神経疾患によるものだと分かりました。特に後ろ足の状態が悪く、さらに検査をする必要がありました。

ナタリーさんは猫に可能な限りのケアを提供したいと考え、地元の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』に助けを求めました。

「私達は猫を引き取って、『ルソー』と名付けました。彼の後ろ足は弱く、細く、バランスを取るための筋力がありませんでした」と保護施設のセリーヌさんが言いました。

「ルソーは前足を懸命に使って、後ろ足をカバーしようとしていました。また後ろ足には痛みがあったようで、誰にも触らせようとはしませんでした。」

X線検査の結果、ルソーは骨形成異常である股関節形成不全を患っていて、後ろ足の片方が脱臼していることが判明しました。「関節には摩耗があったため、ルソーは長い間痛みに耐えていたことが分かりました。」

その後、ルソーは多くの人達の支援で人工股関節置換術を受けて、関節の機能を回復させることができました。

「ルソーは養育主さんの家で回復を始めました。彼はそこで旺盛な食欲を示し、ひとりでトイレに行くこともできるようになりました。」

手術の後は歩き方が不安定だったルソーですが、少しずつバランスの取り方を学び、足の筋肉を鍛えながら前進し続けました。

「1週間の十分な休息の後、ルソーのエネルギッシュな側面が表に出てきました。彼は徐々に歩けるようになってきて、走ろうとさえするようになりました。彼はもはや痛みを感じておらず、毎日限界に挑戦し続けています。」

そしてルソーは好奇心を満たすために、家の中を冒険するようになったのです。

ルソーの足が強くなるにつれて、遊び心も大きくなっていきました。ルソーはまだ少しぐらつきますが、目的地に辿り着くまで歩みを止めることはないのです。

「ルソーは現在、後ろ足で自分を支えることができていて、以前は不可能だったソファーに登ることもできます。」

ルソーは日に日に力強くなっていて、機敏に動き回る猫の友達に歩調を合わせることもできるようになりました。「ルソーはまだ全力疾走の後の停止を完全にマスターしていませんが、床に敷かれたフロアマットは非常に彼の役に立っていて、安定性とグリップ力を高めています。」

ルソーはとても元気で、いつもお茶目な姿で家中を笑いで満たしています。

「ルソーは他の猫と一緒にいるのが好きで、猫の友達のことを心から信頼しています。彼はどこでも友達の後を追って、ソファーの上で幸せそうに寄り添っています。」

ルソーは家の中で起こっていることに興味津々で、いつも全てのことに参加したいと思っています。またルソーは毎回玄関で養育主さんをお出迎えして、その愛らしい瞳でジッと見つめながら、かまってもらえるのをウズウズしながら待っているのです。

「ルソーは出会う全ての人を魅了する小さな恋人です」とセリーヌさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして優しい人達のおかげで随分とスムーズに動き回れるようになったルソーは、毎日を元気いっぱいに過ごしています。ルソーはこれからもたくさんの愛情を感じながら、好奇心の赴くままに楽しい毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:Rescuechatonsmontreallovemeow

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