人生に、もふもふを。

独りぼっちのところを路上から助け出された子猫。保護先の女性と先住犬に愛情をたっぷり注がれて、再び元気を取り戻す!

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ある日、3週齢の迷子の子猫が保護施設『ジャクソンビル・ヒューメイン・ソサイエティー』に運ばれてきました。子猫はとても衰弱していて立ち上がる力も残っておらず、目は感染症で開くことができなくなっていました。

保護施設で獣医をしているケイトリンさんは、子猫を自宅へと連れて帰り、命をつなぐために世話を続けました。ケイトリンさんは子猫に『レイガー』と名づけ、一日に何度もチューブで栄養を与え続けました。

そんなケイトリンさんの献身的な看護のおかげで、レイガーは目を開けるようになり、声を出せるようになりました。さらにそれから数週間後には、身体の状態が随分と良くなっていたそうです。

レイガーは先天性欠損症のため、食べ物を消化するのに苦労していました。そのためケイトリンさんはレイガーが十分に成長したら、手術をすることに決めたそうです。

ケイトリンさんはレイガーの気分を良くするために、愛犬の『グレース』を紹介しました。すると2匹はすぐに仲良くなって、さっそく一緒の時間を過ごし始めました。

レイガーは常に抱きしめることのできる家族ができたことを喜び、温かさを求めていつもグレースに寄り添うようになりました。一方のグレースもレイガーを抱き寄せて、優しく毛づくろいをするようになりました。

その後、レイガーはいつも家の中でグレースを追いかけるようになり、お腹に鼻を擦りつけて、ゴロゴロと喉を鳴らすようになりました。

「レイガーはグレースがどこに行っても後を追いかけ、グレースと一緒に横になったり、一緒に座ったりしています。さらに夜を迎えると、グレースのベッドで幸せそうに眠り始めます」とケイトリンさんは言いました。

グレースはまるで母親のようにレイガーを見守り、レイガーが鳴くとすぐに駆けつけるそうです。

またグレースはボウルからご飯を食べる方法をレイガーに教えました。時々ヤンチャなレイガーにもみくちゃにされることもありますが、決して怒ったりしないそうです。

その後、ケイトリンさんはレイガーの先天的な欠損を治療するための手術を行いました。レイガーはその手術によって驚くほど活発になり、さらに多くの時間をグレースと一緒に遊んで過ごすようになりました。

「私はレイガーの最初の数週間を決して忘れません。彼はひどい病気で、体重は健康的な子猫の1/3しかありませんでした。彼はその強い意志で、危険な状態を何とか乗り越えることができました。」

「グレースと出会って以来、レイガーは本当にお茶目で楽しい子猫に変身しました。彼は現在、完全に花を咲かせていて、最初の頃よりもずっと強く、自信に満ち溢れていて、甘くてエネルギッシュです。」

そんな元気いっぱいのレイガーをグレースはいつも温かく見守っています。グレースは常にレイガーの世話を続け、レイガーが愛情を必要としている時はいつまでもそばに寄り添っているそうです。

こうして衰弱した状態で保護されたレイガーはケイトリンさんのおかげで命をつなぎ、グレースのおかげで元気になることができました。レイガーはいつも安全な家の中でたくさんの愛情を感じながら、幸せな毎日を送っているのです(*´ω`*)

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