ある日、三毛猫の子猫と2匹の兄弟が保護施設『ミニ・キャット・タウン』に運ばれてきました。子猫達は24時間のケアとミルクを必要としていました。
「三毛猫の『マック』と兄弟の『エディー』は同じくらいの体重でしたが、もうひとりの兄弟の『ジャスティン』は、ふたりよりも100gほど体重がありました」と保護施設のローラ・マローンさんが言いました。
子猫達は保護から数日で荒れていた目が綺麗になり、体重が増え始めました。
マックは適切な治療のおかげで目が開けられるようになると、大きな音で喉を鳴らすようになりました。マックはとても甘えん坊な子猫で、すぐに人間の膝の上が大好きになりました。
そんなマックがみんなの心をとりこにするまでには、それほど時間はかかりませんでした。
愛らしい目を持ったマックは、出会う人全ての心を鷲掴みにしました。マックは毎日ローラさん達の注意を引いて、喉のゴロゴロスイッチをオンにしました。マックは暖かいベッドや美味しい食べ物、そして周りの人達の優しさにとても満足していました。
そんな中、マックは家の中で寝心地の良い場所を発見し、そこがマックのお気に入りの昼寝場所になりました。「私はマックが選んだ場所に小さな毛布を敷きました。それ以来、私はいつも彼女の姿をその場所で見つけます。」
すっかり人間好きになったマックは、ローラさんと一緒に歩き回って、ローラさんが何をしようとしているのかを観察するようになりました。またマックは信じられないほど素直な性格で、いつも可愛いお腹とピンクの肉球を披露しながら、幸せそうにくつろいでいるそうです。
マックは兄弟の中で一番小さな身体をしていますが、それがマックの行動を遅くすることはありません。
マックは赤ちゃんのように抱っこされるのが大好きで、日常の様々なことに幸せを感じています。マックはいつも心配そうな顔をしていますが、心の中は幸せで溢れています。そんなマックの心配そうな顔は、マックが何かを必要としている時にとても役に立っています。マックの顔を見た人全てが例外なく、マックの願いを叶えたくなってしまうのです。
マックと兄弟は現在、安全な家の中ですくすくと成長を続けていて、離乳食を食べる練習も始めました。「マックはまだ哺乳瓶からミルクを飲むのが好きで、毎回ミルクを一滴もこぼさないように飲んでいます。そのため彼女の顔は常に兄弟よりも綺麗な状態です。」
また最近のマックはオモチャで遊ぶ方法も考え始めました。さらにマックは人間の姿を見つけるとすぐに仰向けになって、甘やかされる準備を始めるそうです♪
マックは毎日ローラさんの足に巻きついて、抱っこを要求してきます。そして無事に抱っこしてもらうと、幸せそうに喉を鳴らしながら満足そうに眠りにつくそうです。
子猫達は生まれてすぐに大変な時期を迎えましたが、ローラさんやみんなのおかげで新しい人生をスタートさせることができました。今の子猫達は毎日の暮らしにとても満足していて、明るい未来に向かって歩み続けているのです。
子猫達が里子に出られるようになるまでには、まだまだやるべきことがたくさんあります。日に日に成長を続ける子猫達は、これからもたくさんの愛情を吸収しながら、安全な家の中で元気いっぱいに成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittyfamily/lovemeow