人生に、もふもふを。

マンホールの中で助けを求めて鳴いていた幼い子猫。暗い排水溝から助け出され、再会した母猫に寄り添う姿に胸が熱くなる

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今から2週間前のこと、チームでTNR活動(野良猫の不妊去勢手術を行い元の場所に戻す活動)を行なっていたニッキさんとレスリーさんが、助けを求める子猫の叫び声を聞きました。二人が声を頼りに辺りを探していると、排水溝の中から子猫の声がしていることに気づきました。

一刻の猶予もないと感じた二人はすぐにチームのメンバーを呼び集めると、トランクからスペアタイヤ交換用の道具を取り出し、マンホールのフタをこじ開けました。そして、レスリーさんが手袋をはめて、暗い排水溝の中へと入っていったのです。

そして、レスリーさんは精一杯の声で鳴き叫ぶ子猫を抱えて、再び地上へと姿を現しました。レスリーさんは子猫が手遅れになる前に、幼い命を救い出すことができたのです。

その後、ニッキさん達は近くで母猫を見つけて、親子を再会させました。子猫は母猫の温もりを感じるとすぐに鳴き声をあげて、お腹の下へと潜り込んでいったそうです。

経験豊富な養育主でもあったニッキさんは、親子を自宅へと連れて帰り、静かな部屋を用意しました。「母猫は現在、路上ではなく安全で快適な部屋で子育てに励んでいます」とニッキさんは言いました。

救助者の名前にちなんで『ベビー・レスリー』と名づけられた子猫は、母猫とニッキさんのおかげですぐに元気を取り戻しました。レスリーは母猫のミルクをたくさんの飲んで、何か伝えたいことがある時は大きな声で鳴き始めるそうです。

一方、『スー』と名づけられた母猫はたくさんの食べ物と水がある場所がすぐに気に入り、全ての力をレスリーに注げることをとても喜んでいるようでした。

そして保護から数日後、ついにレスリーの目が開き始めました。レスリーはお母さんのミルクと安全な環境の中で、確実に体重を増やしているそうです。

今後レスリーが離乳したら、ニッキさんはレスリーに人間との生活を学ばせて、生涯の家を見つけようと考えているそうです。

一方、獣医さんの元で避妊手術を終えたスーは、管理の行き届いた猫のコロニーでの生活が始まります。そこは毎日二人の管理者によって食べ物が用意され、そこで暮らす猫達は全て、健康で元気に暮らしているそうです。

レスリーはまだ幼く、成長の途中で、人間との生活を始めるまでにはまだまだ学ぶことがたくさんあります。でもレスリーは日に日に大きくなっていて、毎日のように新しいことができるようになっているそうです。

こうして排水溝から助け出されたレスリーは、ニッキさんの家で新しい人生を始めることができました。レスリーはこれからも食べ物や避難場所の心配をすることなく、安全な場所で幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:myfosterkittenslovemeow

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