ある日、レイニーさんが朝早くから職場で仕事をしていると、窓の外から「ニャーニャー」という声が聞こえてきました。レイニーさんがすぐに外の様子を見に行くと、フェンスのそばで1匹の子猫が鳴いていたのです。
出典:trilogy5
レイニーさんは病気のために両目を開けられなくなっていた子猫を保護しました。子猫は保護された後も鳴き続けましたが、レイニーさんが背中をそっと撫でてあげると、徐々に落ち着いていき、幸せそうな姿を見せてくれるようになりました。
レイニーさんは子猫が完全に落ち着いたことを確認すると、家にいる妻に電話をして職場に呼びました。そして子猫を手渡すと、動物病院に連れていって欲しいとお願いしたのです。
こちらが保護の様子です。
レイニーさんは子猫の母親や兄弟が近くにいるかもしれないと思い、職場の周りを隅々まで探し回りましたが、結局見つけることはできませんでした。
子猫は獣医さんの治療を受けたおかげで、翌日になると目の症状がかなり改善していました。夫婦は少し元気になった子猫をお風呂に入れて、全身についたノミを洗い落としました。
その後、夫婦は子猫に『ダニー』と名づけました。ダニーはレイニーさんの家で保護猫の『スキッドマーク』に出会い、すぐに親友になりました。
スキッドマークの保護についての詳細は、『交差点を横切る車から転がり落ちてきた子猫。1人のライダーが周りの車を制止しながら、幼い命を助け出す!』をご覧ください。
安全な家の中で快適な生活を送り始めたダニーは、あっという間に成長しました。身体が随分と大きくなったダニーですが、レイニーさんにたっぷりと甘やかされたため、すっかり甘えん坊さんになったそうです♪
ダニーは保護されて以来ずっと、命の恩人のレイニーさんにピッタリと寄り添っています。どうやらふたりの間には、とっても深い絆が存在しているようです。これからもダニーはレイニーさんにたっぷりと甘えながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)