ある日、自宅の近くを歩いていた男性が、2匹で歩き回る子猫の兄弟を発見しました。母親と離ればなれになった2匹は生きるために、いつも一緒に過ごしていたのです。
子猫達は人との接触がほとんど無かったようで、男性が近づくと全身の毛を逆立てて「シャー!」と威嚇してきました。子猫達を放っておくことができなかった男性は、オーストラリアで保護猫カフェを営む保護団体『キャット・カードル・カフェ・ブリスベン』のスタッフに協力してもらい、ついに子猫達を保護することに成功したのです!
その後、男性とスタッフは子猫達にご飯を用意しました。そして、ゆっくりと子猫達に近づき、身体をギュッと抱きしめたのです!
その抱擁で子猫達の心は少しずつ開いていきました。そして、あれほど人を恐れていた子猫達は、数時間に喉を鳴らし始めたのです♪
保護団体のスタッフがおこなった『ちょっと強引な抱擁』は、保護猫と仲良くなるための方法だそうです。猫達はその抱擁で人の温かさや愛情を知り、人を信頼するようになるそうです。また、非常に攻撃的な猫の場合は、両膝でしっかりと挟みながら1日に数回、抱擁を繰り返すと効果的があるそうです。
スタッフが去った後、男性の元には愛情に満ちた子猫達が残りました。男性は早速、子猫達にベッドを用意してあげると、幸せそうにヌクヌクし始めたそうです♪
男性は子猫達に『ハンター』と『ジッソー』と名づけました。
とても仲の良い子猫達は、片時も離れることはありません。子猫達はいつも同じ行動をするため、イタズラする時も一緒だそうです♪
そして、数ヶ月後。
すっかり大きくなったハンターとジッソーですが、仲良しなところは全く変わりません。お気に入りのキャットタワーに入る時も、もちろん一緒なのです♪
兄弟猫は保護された最初の日に、抱きしめられることの温かさを知りました。それ以来、人に寄り添うことに幸せを感じるようになったのです。
恐怖と空腹を感じていた子猫達の姿はもうどこにもありません。
すっかり男性と家を支配した兄弟猫は、いつも幸せそうに寄り添いながら、まったりとした日々を過ごしているのです♪
出典:reddit.com