ある日、養育ボランティアをしている女性の元に、保護施設から連絡が入りました。それは、生後3日の4匹の子猫を育てられないかという相談でした。
翌日、女性は母親と一緒に子猫達を迎えに行きました。しかし保護施設に着くと、4匹だった子猫は1匹になっていることが分かったのです。子猫達は病気でかなり衰弱していたたため、残念ながら3匹の子猫は夜のうちに命を落としてしまったそうです。
女性と母親は、子猫に『エミリー』と名づけ、自宅で育て始めました。
1匹だけ生き残ったエミリーですが、まだ安心はできませんでした。母乳を飲めなかったエミリーは免疫力が低いため、この先どうなるか分からなかったのです。
しかし、エミリーは女性の心配をよそに、ミルクをたくさん飲んですくすくと成長していきました。
女性は日に日に力強くなっていくエイミーの姿を見て、「もうこの子は大丈夫」と確信したそうです。
そして、元気になったエイミーは、家族に可愛らしい姿をたくさん見せてくれるようになったのです♪
そんな中、別の子猫が家にやってきました。独りぼっちだったエミリーに、新しい兄弟ができたのです。
エミリーはとても嬉しかったようで、いつも新しい兄弟について回るようになりました。もちろん2匹は眠る時も一緒で、離れることはありません♪
こうして辛い時期を乗り越えたエミリーは、幸せな暮らしを手に入れました。新しい兄弟と一緒のエミリーは、本当に幸せそうですね。きっと天国にいる兄弟達も、エミリーのことをずっと見守ってくれることでしょう。
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