ハリケーン「マシュー」の嵐の中、1匹の子猫が路上で鳴いていました。子猫は偶然通りかかった人に寄って、保健所へと連れて行かれたのです。
子猫はまだ幼く、24時間のケアが必要でした。しかし、保健所では、つきっきりで子猫の世話はしないため、子猫に残された時間は残り僅かだったのです。
そんな危機的な状況を知った保護団体『ザ・ピクセル・ファンド』のアシュリーさんは、すぐに避難所へと車を走らせました。
アシュリーさんは子猫を引き取ると、すぐに保護施設へと向かいました。子猫は全身が汚れ、怪我をしていましたが、車の中に安心したようで、ゴロゴロと喉を鳴らし始めたそうです。
栄養失調で身体の小さかった子猫は、風邪をひき、脱水症状を起こしていました。しかし、幸いなことに食欲はとても旺盛だったのです。
それから2日後。
24時間体勢の看病と美味しいご飯、そしてたっぷりの愛情で、ついに子猫は元気を取り戻したのです! 元気になった子猫は、喉のゴロゴロが止まらなくなりました♪
嵐の日、子猫がどのようにして独りになったのかは誰にも分かりません。しかし施設のスタッフは、「母猫が子猫達を濡れない場所に運んでいる時に、何らかの理由で全ての子猫を移動させられなかったのではないか」と考えているそうです。
子猫はプリンセスとハリケーンから名前をとって、『プリケーン』と名づけられました。プリケーンは雨の日でも濡れることのない、安全な家の中がとても気に入っているようです。特に電気カーペットの上に敷かれた、暖かい毛布に潜り込むのが大好きなのだそうです♪
プリケーンは人間のことが大好きで、アシュリーさんに抱きかかえられると、いつも喉を鳴らして、あごを舐めてくるそうです♪
元気いっぱいのプリケーンはこちら! (動画)
幸せいっぱいのプリケーンは、一日中スリスリとゴロゴロが止まらないそうです(*´ω`*)♪