ある日、通勤ラッシュ時に男性(@GubGeek)が車を運転していると、4車線の車道を渡る子猫を発見しました。他のドライバーも子猫に気づいているようでしたが、クラクションを鳴らすだけで、誰も子猫を助けようとはしなかったのです。
「このままでは子猫が死んでしまう」と思った男性は、すぐにハンドルを切って公園の中に車を急停車させて、子猫のところへと走りました! そして、走行中の車を止めながら子猫に近づき、救出に成功したのです!
車に戻った男性はすぐに子猫の身体を調べました。シッポの毛がなくなっているところがありましたが、大きな怪我はないようでした。男性は子猫をさらに詳しく調べてもらうために、動物病院へと車を走らせたのです。
病院に着いた男性は、獣医さんにシッポのことを聞いてみました。獣医さんの話によると、シッポの毛がタイヤの下敷きになってしまい、そこから脱出しようともがいた際に毛が抜けてしまったそうです。
男性は子猫を家に連れて帰ると、ご飯と新鮮な水、さらにトイレとベッドを用意しました。
子猫はとても元気で、家に着いてすぐにご飯をたくさん食べ、よく寝て、よく遊んだそうです。
男性は子猫に『シェヘラザード』と名づけました。シェヘラザードは男性に抱っこされるのが大好きで、身体を撫でられると幸せそうにゴロゴロと喉を鳴らしました。
シェヘラザードは面白い姿をたくさん見せてくれました。こちらは石像のマネをするシェヘラザードの姿です♪
男性はシェヘラザードの可愛い姿に、いつも幸せを感じているそうです♪
そして現在、シェヘラザードは随分大きくなりました! 今ではすっかり、家の中の女王様です!
きっと男性が「あの場所」を「あの時間」に通りかかっていなければ、シェヘラザードは助かっていなかったことでしょう。いくつもの偶然が重なってシェヘラザードが救われたことに、何だか運命的なものを感じてしまいますね。
出典:reddit.com