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孤児になった赤ちゃん猫達の世話をしていた子猫。保護された後も決して赤ちゃん猫達から離れずに愛情を注ぎ続ける

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ある日、『ビンクス』と名付けられた子猫が、野外で3匹の生まれたばかりの子猫達の世話をしていたところを発見されて、『世界で一番責任感のある子猫』と呼ばれるようになりました。

ビンクスと子猫達はミズーリ州のカンザスシティで保護されて、地元の保護施設『ケーシー・ペット・プロジェクト』に運ばれてきました。野外で4匹の姿を発見した人は、4匹がどのような関係だったのかは分かりませんでしたが、ビンクスが幼い子猫達を必死に守ろうとしている姿に胸が熱くなりました。

赤ちゃん猫達を見守る子猫出典:KCPetProject

子猫達が兄弟だったのか、母猫に何が起こったのかは不明でしたが、ビンクスが信じられないほどの愛情で子育てをしていたのは明らかでした。

保護施設のスタッフ達はこの状況に心を動かされ、SNSでシェアせずにはいられませんでした。「これは今までで一番愛情深いことだと思います」とスタッフ達はFacebookに書き込んで、ビンクスと子猫達の間に驚くほどの絆があることを強調しました。

この心温まる物語はネット上で多くの動物好きの人達の注目を集め、小さな保護者への称賛が集まりました。

4匹の強い絆に心を打たれたスタッフ達は、4匹を離ればなれにすることなく、同じ養育主さんの元へと連れて行きました。4匹はその場所で里子に出られる年齢になるまで一緒に過ごすことになりました。

またスタッフ達はまだ身体が弱い時期にみんなで一緒にいられることが、健康を維持するためにとても大切なことだと考えていました。

愛情深い子猫出典:KCPetProject

ビンクスと『オリー』、『フランキー』、『ジギー』と名付けられた子猫達は、とっても仲良しな家族になりました。現在、養育主さんが子猫達にミルクを飲ませて、ビンクスが安心感を与える役割を担っているそうです。

ビンクスと子猫達は養育主さんの元で健康で幸せに暮らしていて、ビンクスは毎日子猫達の世話を続けています。そんなビンクスの愛情深い本能が、幼い子猫達に素敵な人生のスタートを与えたのです。

保護施設のスタッフ達はビンクスと子猫達が十分に成長したら、4匹全員に愛情に満ちた生涯の家を見つけられると確信しているそうです。

これからも子猫達はビンクスや養育主さんの愛情を受け取りながら成長し、安全な家の中でいつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:KCPetProjectiheartcats

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