人生に、もふもふを。

ビジネスを始めようとしていた男性が、ひょんなことから市内初の猫酒場を作ってしまう ( *´艸`)!

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イギリスのほとんどのパブ(大衆居酒屋)では、お客さんが冷たい飲み物と一緒に楽しめるように、カウンターの上にピーナッツやチップスなどの塩味のスナックが入ったボウルが置かれています。でもイギリスのブリストルにある『バッグ・オブ・ネイルズ』は少し違っていました。

もちろんバッグ・オブ・ネイルズにも生ビールやたくさんのボードゲームなどが用意されていて、昔ながらの楽しみ方もできますが、カウンターには軽食が置かれていません。その代わり、たくさんの猫達と会うことができるのです。

2011年の12月の初めにお店をオープンさせたルーク・ダニエルズさんは、地元の人達に新しい交流の場を提供できることに興奮していました。お店には初日から多くの人達が来てくれましたが、オープンから数週間後に珍しいお客さんがやって来て、常連客やスタッフ達の心を一瞬でとりこにしました。そのお客さんは1匹の子猫でした。

バッグ・オブ・ネイルズはSNSに、「『マルコム』に会いましょう!」という文章と一緒に子猫の写真を投稿しました。

マルコムがお店を訪ねて来たすぐ後に、別の猫の『ベレスフォード』がお店にやって来ました。ふたりはあっという間に意気投合して、一緒にお店の中で過ごすようになりました。その後、バッグ・オブ・ネイルズがブリストルで初めての『猫パブ』として知られるようになるまでには、それほど時間はかかりませんでした。

また時間が経つにつれて、お店で過ごす猫の数が増えていきました。猫達はみんな異なる魅力を持っていて、それぞれが違う方法でお客さんとの交流を楽しんでいるそうです。

「一度猫達のことを知ると、彼らにはそれぞれに違う個性があることが分かります。『ソラリーズ』は膝の上が大好きで、『ウォルフガング』はチキンに目がなく、『サリー』はお腹をさすられるのが大好きで、『シーラス』はお客さんが落ち込んでいる時に励ましてくれます」とルークさんが言いました。

お店でどんなことが起こっても、その中心には必ず猫達がいます。猫達はお店の中と外を自由に行き来することができ、近くにあるブランドン・ヒル・パークを散歩することもできます。でも猫達はみんなお店の中が気に入っているようで、一日のうちの多くの時間をお店の中で過ごしているそうです。

バッグ・オブ・ネイルズは愛らしい猫達やたくさんのお客さんのおかげで、2021年に10周年を迎えました。このユニークな酒場は世界中の猫好きの人達の心を惹きつけていて、これからも猫達と一緒に癒しの時間を提供していくそうです。

きっとお店を訪れたお客さんはみんな、冷えたビールと『5つ星の猫の抱っこ』に喜びを感じながら、充実した時間を過ごすことでしょう(*´ω`*)
出典:bagofnailsbristolthedodo

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