猫の『ラリー』は元々暮らしていた家で「不必要」と言われた猫でした。しかし、アベル君と運命の出会いを果たすと、ラリーの人生は大きく変わったのです。
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元々ラリーは保護施設から動物病院に引き取られた猫でした。しかし、とてもイタズラ好きだったため、食事用のキャビネットを何度もひっくり返したり、病院のスタッフや治療に来た動物達に多くの迷惑をかけていました。そのため病院内では、ラリーを再び保護施設に戻した方が良いのではないかという話が出ていました。
そんな中、アベル君の母親のミシェルさんが、その病院で獣医をしている友人からラリーの話を聞きました。ミシェルさんは以前から茶トラの猫を飼いたいと思っていたため、すぐにラリーを引き取ることを申し出ました。
そしてラリーはミシェルさんの家で暮らし始めました。
ミシェルさんの家には生まれて間もないアベル君がいました。アベル君はフワフワのラリーを一目見て、ラリーのことが大好きになったそうです。それ以来、ふたりは片時も離れることなく、いつも一緒にいるようになりました。
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そのためアベル君が生後9ヶ月を迎えた時に、生まれて初めて発した言葉が「ラリー」だったそうです。
ラリーはいつもアベル君のことを見守っていて、アベル君が泣き始めるとすぐに慰めてくれました。またアベル君が部屋を移動する時は、いつもラリーが後をついて来ました。
ラリーはアベル君にイタズラをされても決して怒ったりすることなく、アベル君がやりたいようにさせていました。
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ラリーはアベル君のことがいつも気になっていて、常にアベル君のことを見守っています。
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ラリーはアベル君と一緒にいるのが幸せで、アベル君がすり寄って来ると、とっても大きな音で喉をゴロゴロと鳴らし始めるそうです。
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またアベル君の方も積極的にラリーの世話を行いました。アベル君がラリーをブラッシングすると、ラリーはいつも一瞬のうちに嬉しそうな表情になるそうです♪
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アベル君は時々、ラリーに本を読み聞かせます。ラリーはいつも近くにいて、アベル君の物語に耳を傾けているそうです。
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たとえ強い睡魔に襲われても、ラリーは大好きなアベル君にしっかりと付き合います。
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ふたりは一緒に遊び、一緒にテレビを見て、常にお互いのことを気に掛けているのです。
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「私達の家には素晴らしい猫がたくさんいますが、ラリーは本当に特別です」とミシェルさんが嬉しそうに話してくれました。
アベル君とラリーはお互いのことを大切に思う、本当の親友なのです。
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こうしてイタズラ好きだったラリーは、アベル君との出会いで大きく変わりました。ふたりの幸せそうな姿を見ていると、驚くほどの深い絆で結ばれていることがよく分かりますね(*´ω`*)
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