人生に、もふもふを。

野良猫として野外で生まれた子猫。暖かい家の中で迎えてくれた先住猫のことを信頼し、幸せそうに寄り添う姿に心が温まる

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ある日、子猫の『クレオ』が野良猫の母親から生まれ、独りぼっちになっていたところを保護されました。「発見された時のクレオは震えていて、非常にお腹を空かせていました」と保護施設『シェルビーズ・キトゥン・セーフ・ハウス』の創設者のシェルビー・ソープさんが言いました。

結局母親が戻って来なかったため、クレオはシェルビーさんの元で人工哺乳で育てられることになりました。「私がクレオに初めて会った時、彼女の身体にはノミがたくさんついていて、眼感染症を患っていました」とシェルビーさんが言いました。

シェルビーさんはクレオに必要な治療を開始して、十分に栄養を与え、快適で暖かいベッドを用意しました。そのおかげでクレオは保護から数日が経つ頃には、哺乳瓶から苦労せずにミルクを飲めるほどに強くなりました。そんなクレオの姿を見て、シェルビーさんはホッと胸を撫で下ろしました。

クレオは溢れ出してきた新たなエネルギーで身の回りの探索を始めましたが、常に独りぼっちになりたくなくて、一緒にいてくれる友達を強く望んでいました。

そんな中、シェルビーさんの飼い猫の『ポーラー』がクレオの気配に気づき、クレオと会える日を辛抱強く待ち始めました。ポーラーはクレオと同じように子猫の頃に保護されて、シェルビーさんの家で新たな生活を始めた猫でした。ポーラーは困っている子猫達に大きな愛情を持っていて、毎回迷子の子猫達がやって来ると、幼い頃に自分がシェルビーさんから受け取った愛情を子猫達に注いでいました。

そしてついにクレオが他の猫と会う準備を整えると、ポーラーが真っ直ぐに駆け寄ってきて、クレオにたくさんの愛情を注ぎ始めました。

ポーラーはオスの猫ですが、まるでお母さんのようにクレオの世話を始めました。「ポーラーはすぐにクレオを愛情いっぱいに毛づくろいしました。どうやらクレオの方もポーラーの毛づくろいに幸せを感じたようです。」

さらにポーラーはクレオに遊ぶ方法を教えました。ポーラーはクレオに優しく飛びかかったり、追いかけたり、レスリングをしたりしながら、クレオと一緒に楽しい時間を過ごしました。

その後、クレオは他の保護子猫を紹介されましたが、遊び終わるといつもポーラーのところに戻ってきて、ピッタリと寄り添い始めました。「クレオはポーラーによって育てられました。彼女はまるでポーラーの小さな影のようです。」

そんなポーラーのおかげでクレオは自信をつけ、身体も大きくなり、魅力的な個性を開花させました。

「クレオは鳥を見るとお喋りを始めますが、私がカメラを回すとすぐにお喋りをやめて、貴重な姿を撮らせてくれません。彼女は人間に寄り添うことが大好きで、遊び疲れると出来るだけ腕の中に収まろうとして、愛らしい姿で身体をよじ登ってきます」とシェルビーさんが話してくれました。

あの日、野外で独りぼっちになっていたクレオは、優しいシェルビーさん達のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。今のクレオにはどんな要求にも応えてくれるシェルビーさんがいて、猫としての生き方を教えてくれるポーラーがいるのです。

これからもクレオはたくさんの愛情を感じながら、安全な家の中で幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittenlovelovemeow

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