救急救命士のトムさんが勤務していた時のこと、監視カメラに映る2つの点に気づき、それが2匹の子猫だと分かりました。子猫達は建物の周りでお互いのことを追いかけ合っていました。トムさんは子猫達のことがとても気になったため心に留めておくことにしました。
翌朝、トムさんのパートナーが車を移動しようとした時、トムさんは念のため子猫達が車の中にいないかを確認することにしました。そしてトムさんが車のボンネットを開けると、エンジンルームの中に座っている子猫の姿を発見したのです。子猫はすぐに身を隠すために隙間に逃げ込もうとしました。
トムさんは子猫が隙間に入る前に急いで掴みましたが、子猫は捕まらないように必死に抵抗しました。
トムさんは何とか子猫をエンジンルームから出しましたが、その時にいくつかの引っかき傷を作りました。その後、トムさんはすぐに2匹目の子猫を見つけて、今度は丈夫な手袋の助けを借りながら子猫を保護することに成功しました。
「トムさんは保護した子猫達を病院用のピンクのブランケットと一緒に箱の中に入れました。その後、子猫達は私達の保護施設でボランティアをしている、トムさんのガールフレンドのエミリーさんが自宅に連れて帰りました」と保護施設『キジーズ・プレイス』のダニエルさんが言いました。
トムさんとエイミーさんは子猫達に快適なスペースを与えて、寄り添うための柔らかいものをたくさん用意しました。
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その後、『バディー』と『ウォーリー』と名付けられた子猫達は、家の中が安全だと気づくと、すぐに自分達の殻の中から出てきました。
エイミーさんは保護施設に連絡をして、子猫達が里子に出られるようになるまでの間、子猫達を養育することを伝えました。また猫好きの先住犬の『アリア』もすぐに子猫達の存在に気づいて、子猫達に会うための準備を整えました。
そして子猫達とアリアが出会うと、ウォーリーが一瞬のうちにアリアに夢中になって、早速アリアのところに挨拶に向かいました。ウォーリーはアリアの顔に身体を擦りつけて、部屋の中でアリアのことを追いかけ始めました。
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「子猫達は部屋の中でオモチャを発見すると、さらに自分達の殻から出てきました。バディーは紐がついたオモチャが大好きで、ウォーリーはヌイグルミや鈴がついたオモチャが大好きです。」
「バディーはまだ少し恥ずかしがり屋なところが残っていますが、大胆で社交的なウォーリーは自信たっぷりに部屋の中で過ごしています。ふたりはいつも食べることに夢中ですが、お皿を共有するのは好きではないようです。」
子猫達は現在、アリアと一緒に部屋の中をウロウロしたり、エイミーさん達の膝に寄り添ったりしながら、毎日の生活を楽しんでいるそうです。
子猫達は野外生活から離れることができたことに喜びを感じていて、もう食べ物や避難場所の心配をする必要がないことに幸せを感じているのです。
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エイミーさんとトムさんはいつも元気いっぱいの子猫達の姿を見ながら、子猫達を助けることができたことに大きな喜びを感じているそうです。
子猫達が十分に成長して里子に出られるようになるまでには、まだまだやるべきことがたくさんあります。子猫達はこれからもエイミーさんやトムさん、そしてアリアにたくさんの愛情を注がれながら、すくすくと成長していくことでしょう。
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