人生に、もふもふを。

優しい先住猫に迎えられると、一斉に物陰から出てきた子猫達。先住猫を全員で取り囲んで、たくさんの愛情を求め始める!

0

茶トラ猫の『ジャスパー』は困っている子猫達への大きな愛情を持った猫です。ジャスパーはケルシー・ミニアーさんの家族になった日から、保護子猫達が家に来るたびにケルシーさんの養育を手伝ってきました。

そんなジャスパーは先週末、6匹の保護子猫達に出会いました。子猫達はジャスパーのおかげで一瞬のうちに新しい環境に溶け込むことができました。そして子猫達はすぐにジャスパーの周りを取り囲んで、ジャスパーの愛情を独り占めしようと一斉に向かってきたのです。さらに子猫達はジャスパーがどこに行っても後を追ってくるようになりました。

実は子猫達は数週間前に保護された時は、非常に臆病でキャリーの中で怯えていました。

路上から保護された子猫達は、より良い生活を送るためのチャンスを求めて、地元の保護施設へと運ばれてきました。子猫達は里子に出られるようになるために、やらなければならないことがたくさんあったため、養育ボランティアのジェニファーさんの家で過ごし始めました。

ジェニファーさんの家で快適な生活を送り始めた子猫達『ウォーリー』『マック』『カシュー』『ピスタチオ』『アーモンド』『ヘーゼルナッツ』は、ゆっくりと自分達の殻から出てきました。

「最初の頃の子猫達はとても怯えていましたが、少しずつ勇気が持てるようになっていきました。6匹のうちの1匹がご飯を食べ始めると、他の子猫達もご飯を食べても大丈夫だと分かり、みんなで一斉に食べ始めました。それは遊びの時間も同じでした」とジェニファーさんが言いました。

それから数日で子猫達はより大胆になり、好奇心が旺盛になり、遊び好きになり、愛情を熱望するようになりました。またカシューが先住猫の『ボディー』に近づくと、他の子猫達もそれに続きました。

ジェニファーさんはすぐに6匹の子猫達がボディーの後ろをついて歩いていることに気づき、ボディーの気を引くためにみんなで猛アピールしている姿を目にしました。子猫達はボディーのお腹の下に潜ったり、シッポを抱きしめたりしながら、可能な限りボディーに近づこうとしていました。

そして先週末のこと、ジェニファーさんは週末に家を空けなければならなくなったため、子猫達を信頼できる養育主のケルシーさんに預かってもらうことに決めました。

その後、子猫達がケルシーさんの家に到着すると、すぐにドレッサーの下に身を隠しました。そこにジャスパーがやって来ると、子猫達の様子が一変したのです。

「ジャスパーは養育部屋の子猫達に気づき、ドレッサーの下にいる子猫達の匂いを嗅ぎ始めました。するとすぐに子猫達が姿を現し、ジャスパーに身体を擦りつけ始めました」とケルシーさんが言いました。

子猫達はすぐにジャスパーを囲んで、注意を引くために猛アピールし始めました。「6匹の子猫達に圧倒されたジャスパーは、最終的に窓の前にある木製の箱の上で落ち着きました。」

ジャスパーは子猫達が一斉に押し寄せて来ないように、箱の上に登って1匹ずつ相手をしました。ジャスパーが子猫達をひとりずつ毛づくろいしてあげると、子猫達はすぐに喉のゴロゴロスイッチをオンにしました。

「ジャスパーは箱の上から子猫達のことを見守り始めました。すると子猫達はひとりずつ彼のところにやって来て、彼の注意を引こうとしてきました。彼は子猫がひとりでやって来ると、いつも優しく毛づくろいを始めます。」

またジャスパーは子猫達を食事場所へと案内し、お気に入りの娯楽(窓辺で外の鳥を眺めること)を紹介し、可能な限り愛情を注ぎ続けました。

ジャスパーは要求の厳しい6匹の子猫達のベビーシッターになって、とても忙しい週末を過ごしました。そして今日、子猫達がジェニファーさんの家に帰ると、ホッと一息つくことができたのです。

ジャスパーは再び静かになった家の中で少し休んでリフレッシュすると、すぐに次の子猫達を迎える準備を整えたそうです。

きっとジャスパーにたくさんの愛情を注がれた子猫達は、再びジェニファーさんの家でボディーの後を追いかけ始めることでしょう。そして安全な家の中ですくすくと成長し、すぐに生涯の家族と一緒に幸せな毎日を送り始めることでしょう(*´ω`*)
出典:newkittensontheblocklovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう