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デッキの下で見つかった迷子の子猫を優しく迎え入れた母猫。我が子と分け隔てることなく、たくさんの愛情を注ぎ続ける

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今から1週間前のこと、保護施設『ドーセット・レスキュー・キトゥンズ』の創設者のケイリー・シーモアさんの元に、助けが必要な子猫についての連絡が入りました。子猫は庭のデッキの下で独りぼっちで鳴いました。

住人のパットさんは子猫の声に気づくとすぐに庭に出て、子猫を安全な場所に連れて行くために保護しました。「パットさんは土砂降りの雨の中から子猫を助け出しました。その後、私達の施設に運ばれてきた子猫は、栄養失調で痩せ細っていて、目が感染症で荒れていました」とケイリーさんが言いました。

「私達がパットさんに子猫の名前を考えているかを尋ねると、彼女はデッキを作った亡くなった夫の名前にちなんで『ダニー』と答えました。」

ケイリーさんはすぐにダニーに抗生剤を飲ませて、目薬をさし、24時間体制でミルクを与え続けました。そのおかげで保護から数日間が経つ頃には随分とダニーの身体は回復し、勢いよくミルクを飲めるようになりました。

「ダニーは最初からとても強い意志を持っていました。また彼が峠を越えて全身にエネルギーが戻ってくると、たくさんの愛情を求めてくるようになりました。」

ダニーの気分が良くなり、元気を取り戻すと、激しく遊び回るようになりました。独りぼっちで保護されたダニーには兄弟がいなかったため、社会化のための遊び相手が必要でした。

「ダニーは力任せに突進したり、手を噛んだりしながら遊ぶことが好きでした。彼には適切な遊び方や力加減を学ぶための友達の存在が必要でした。」

ケイリーさんはダニーに紹介するのにピッタリの猫の親子がいることを知っていました。ケイリーさんは幼い子猫達を育てることのできる人を探していた男性から子猫達を引き取り、母猫を一時的に預かりました。

「私達は男性から預かった母猫とダニーを会わせてみました。その母猫は男性が保護した後に子猫達を出産し、ちょうど子育てをしている最中でした。私達はダニーの養育を終えたら母猫の避妊手術を行い、男性の元に母猫を返す約束をしました。」

『ベティー』という名前の母猫は、ダニーを一目見るとすぐに駆け寄ってきました。そしてベティーはまるで我が子と接するかのようにダニーの世話を始め、たくさんの愛情を注ぎ始めたのです。「ベティーはダニーのことが一瞬で好きになり、嬉しそうに抱きしめようとしました。」

一方のダニーは新しいお母さんからの愛情に戸惑って、どうしたら良いか分からずにベティーから遠ざかりました。しかしダニーがベティーの愛情を受け入れて、自ら甘えに行くまでにはそれほど時間はかかりませんでした。

「ダニーとベティーが出会った日、ダニーは3時間ごとに哺乳瓶からミルクを飲んでいましたが、一晩もかからないうちにベティーの母乳を飲むようになりました。」

またダニーは最初、ベティーの子供達にも少し戸惑っていましたが、今では生まれた時からずっと一緒にいたかのように、完全にみんなの輪の中に溶け込んでいるそうです。

ベティーは我が子やダニーを分け隔てることなく、子猫達全員にたくさんの愛情を注ぎ続けています。そんなベティーに見守られながら、ダニーは今日も新しい兄弟と一緒に様々なことを学んでいるのです。

「ベティーは本当に素晴らしいお母さんで、いつも子猫達のことを見守っています。ベティーの飼い主の男性は、ベティーがダニーを優しく受け入れたことを知ると、とても嬉しそうにしていました」とケイリーさんが話してくれました。

こうしてデッキの下から保護されたダニーは、優しいベティーのおかげですくすくと成長を続け、ベティーの子供達と一緒に社会化していきました。きっとダニーが十分に成長したらすぐに素敵な里親さんが現れて、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:dorsetrescuekittenslovemeow

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