人生に、もふもふを。

義足のおかげで再び自由に歩けるようになった猫。助けてくれた獣医さんや家族の愛情で、幸せ溢れる毎日を送る!

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イタリアのシチリア島サンヴィートロカーポに住む『ヴィート』は、事故で後ろ足を失った後、義足で生活を始めた猫です。ヴィートは飼い主のシルビアさんとリンダさんが旅行に行っている時に、車に轢かれて後ろ足に大怪我を負ってしまいました。

ヴィートは事故の翌日に発見されて、すぐに動物病院へと運ばれました。片方の足は損傷が激しかったため切断するしかありませんでしたが、もう一方の足は何とか切断せずに残すことができました。

事故を知ったシルビアさんとリンダさんは、ヴィートのケアをするために急いで自宅へと戻りました。ふたりは旅行先でヴィートのひどい状況を聞いて、永遠の別れになるかもしれないと思ったそうです。

その後、シルビアさん達と動物病院のスタッフ達は残った足を救うために一生懸命に努力を続けましたが、悲しいことに感染が始まってしまいました。そして最終的にヴィートは両方の足を失うことになってしまったのです。

そんな中、獣医のペタッツォーニ医師がヴィートのために義足の準備を始めました。そして失った足の代わりに、一時的に仮の義足を取り付けたのです。

動物の義足の技術は新しい分野のため、製作するためには非常に多くのお金がかかりますが、ペタッツォーニ医師とシルビアさん達は同じように後ろ足に義足をつけたイギリスに住む『オスカー』に心を動かされました。

その後、ヴィートは自分用の義足を作ってもらい、仮の義足と交換しました。こうしてヴィートはペタッツォーニ医師とシルビアさん達のおかげで、再び4本の足で歩けるようになったのです。

ヴィートが新しい後ろ足に慣れるまでには少し時間がかかりましたが、確実に義足の扱い方に慣れていきました。そして現在は他の猫が出来ることは何でも出来るようになり、以前と同じように様々な場所を探索したり、自由に動き回れるようになったのです。

こちらはヴィートが他の猫を追いかけている様子です。ヴィートはもう完全に義足を使いこなしていて、まるで本当の足のように素早く動き回ることができるのです。(動画)

こうして後ろ足を失ったヴィートは、ペタッツォーニ医師やシルビアさん達のおかげで再び自由に動き回れるようになりました。ヴィートはこれからも好奇心の赴くままに、元気いっぱいに冒険を続けていくことでしょう(*´ω`*)
出典:vituzzosuperstariheartcats

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