人生に、もふもふを。

庭で助けを求めて鳴いていた生まれたばかりの子猫。家の中で新しい兄弟や優しい犬に迎えられると、人生が大きく変わる!

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ある日、家の庭に生まれたばかりの幼い子猫が取り残されていました。子猫は助けを求めて大きな声で鳴いていて、その声に気づいた住人が子猫を見つけて保護しました。

住人は子猫を家の中へと連れて行き、地元の保護施設『ジンズ・ボトル・ベビーズ・レスキュー』に助けを求めました。「子猫を保護した住人の男性は、子猫に一晩中ミルクを飲ませて、翌日私達の施設へと連れてきました」と保護施設の創設者のシェルビーさんが言いました。

「生まれたばかりの子猫の命を一晩つなぐことは簡単なことではありません。私達は一晩中眠らずに子猫の世話を続けてくれた男性に心から感謝しています。」

『ミセス・ノリス』と名付けられた子猫は、生きたいという強い意志を持っていました。「私達のところに来た時のノリスは、生後1日〜1日半ほどで、既にたくさんのミルクを飲んでいて、喉を鳴らしていました。」

ノリスは生まれてから一度も母親のミルクを飲んでいないことが分かりました。そのため免疫力が非常に弱く、感染症と腸の問題の兆候が現れていました。

そんな状態だったにもかかわらず、ノリスは一生懸命にミルクを飲んでいました。ノリスは少しでも早く大きく強くなることを決心していて、一滴のミルクも無駄にしませんでした。ノリスはシェルビーさんの元でたくさんのケアを受けながら、必死に病気と闘い続けました。

「ノリスは腸の薬を何回も飲む必要がありましたが、動揺したりすることはありませんでした。私は彼女が必ず病気を乗り越えるだろうと感じていました。」

ちょうどその頃、保護施設にミルクの世話が必要な数匹の子猫達が運ばれてきました。子猫達はノリスとほぼ同じ年齢でした。

その後、ノリスが無事に病気から回復すると、シェルビーさんはノリスに子猫達を紹介しました。するとノリスはすぐに子猫達の輪の中に入って、まるで兄弟のような関係になったのです。「私達がノリスに子猫達を紹介すると、ノリスはとっても幸せそうな姿を見せてくれました。子猫達はすぐにみんなで団子状態になって一緒に過ごし始めました。」

ノリスは成長と共に活発に動き回るようになり、興味の赴くままに自分の周りを探索するようになりました。そして食事の時間を迎えると、いつも一番最初に哺乳瓶からミルクを飲むことを主張しました。

さらにノリスは子猫達の他に、この家に住む犬の『アバ』にも会いました。アバはとっても猫好きの犬で、保護子猫達が家に来るたびに養育の手伝いをしていました。

子猫達がベビーサークルの中で過ごせるほどの大きさになると、子猫達はアバと初めて挨拶を交わしました。するとノリスはその瞬間にアバに一目惚れしました。「ノリスはアバに夢中になって、アバにたくさん甘えるようになりました。」

アバはその日以来、一日の多くの時間をベビーサークルの周りで過ごすようになり、2番目の養育主として、子猫達のことを見守るようになりました。そして子猫達が愛情を求めて鳴き始めると、すぐに毛づくろいを始めて安心させようとしました。

ノリスは子猫達の中で一番アバに夢中になっていて、チャンスが訪れるたびに愛らしい姿でアバの愛情を求めているそうです。

ノリスの人生の始まりは大変なものでしたが、今のノリスは健康で、好奇心が旺盛で、とっても甘えん坊な子猫です。ノリスはその愛らしい姿とお茶目な性格で、みんなのことをいつも笑顔にしているのです。

ノリスは他の子猫達と一緒に居られることをとても嬉しく思っていて、毎日の暮らしの中で孤独を感じることはありません。また、いつも優しくしてくれるシェルビーさんやアバの愛情を吸収しながら、幸せいっぱいの毎日を送っているのです(*´ω`*)
出典:jinsbottlebabieslovemeow

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