人生に、もふもふを。

子猫の具合が良くなるまでずっと付き添っていた男性。その後も子猫と姉妹が生涯の幸せを掴むまで温かい愛情を注ぎ続ける

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今から約2年前、子猫の『サム』とその兄弟が、保護施設『ミニ・キャット・タウン』に運ばれてきました。子猫達は僅か生後4日で、まだへその緒がついていて、命をつなぐためには養育主さんの助けが必要でした。

保護施設のローラ・マローンさんは子猫達を受け入れて、24時間体制でミルクを飲ませ、看護を続けました。子猫達はまだ目が開いていませんでしたが、暖かい環境とたくさんのミルクにとても満足していました。

「サムは寝床の隅っこにお気に入りの場所を見つけたようで、いつもそこで仰向けになりながら過ごしていました」とローラさんが言いました。

眠る子猫出典:fosterkittyfamily

それからしばらく順調に成長していたサムでしたが、数週間が過ぎた頃に突然食欲が無くなり、体重が減り始めました。ローラさんはすぐにサムの身に何かが起こっていることに気づきました。「この年齢の子猫達はとても不安定で、瞬く間に体調が変化することがあります。」

サムは具合が非常に悪くなり、エネルギーが急激に低下していきました。そのためローラさんは夫に助けを求めました。

「夫はいつも病気や体調の悪い子猫をつきっきりで看病してくれています。そして今回も夫は、サムの具合が良くなるまでずっと抱きしめてくれることを約束してくれました。」

夫はサムを柔らかい毛布で包んで、一晩中身体を温め続けました。夫はサムが安心しながら眠りに落ちていく姿をずっと見守っていました。

「サムが少し元気を取り戻すと、夫はとても嬉しそうに私に伝えてきました。」

その後、サムは動物病院に数回通い、点滴を受けて、食事を変えました。するとサムはようやく回復の軌道に乗り始め、少しずつ元気を取り戻していったのです。サムはたくさんのご飯が食べられるようになり、確実に体重を増やしていきました。

サムは治療を終えて帰宅するたびに夫の肩の上に飛び乗って、激しくハグをしました。夫はサムが満足するまで一緒に過ごし、たくさんの愛情を注ぎ続けました。

元気を取り戻したサムは再び兄弟の輪に戻り、まるで自分が部屋の所有者であるかのように、自信を持って部屋中を歩き回るようになりました。

「サムは活発で遊ぶことが大好きで、いつも他の子猫達と一緒に楽しんでいます。サムは子猫達の中で一番小さな身体をしていますが、それを補うだけの大きな個性も持っています。」

しばらくするとサムは姉妹の『ジョー』との絆を深めました。ふたりはいつも寄り添いながら昼寝をして、お互いに助け合いながら猫のスキルを磨いていきました。

またふたりは一緒にゴロゴロと喉を鳴らしながら、柔らかい毛布を一緒にこねることを楽しんでいました。

誰にもふたりを引き離すことができないのは明らかでした。ふたりは常に一緒に過ごしながら、お互いにエネルギーを注ぎ合っていたのです。「ふたりが一緒の時はいつも楽しそうで、喉のゴロゴロ音が大変なことになります。私達はふたりを一緒に引き取ってくれる人を探すことに決めました。」

その後、子猫達が里子に出る準備を整えると、サムとジョーは素晴らしい家族と出会いました。「私達はとっても仲良しなふたりの姿に一目惚れしました」と家族が言いました。

「私達はずっと一緒に暮らしてきた灰白猫の『ブーシー』を失いました。そして彼女が亡くなった日にサムとジョーに出会いました。ふたりの姿は愛するブーシーと同じように見えて、私は思わず泣いてしまいました。私達はふたりを家族に迎えなければならないと強く感じました。」

その後、生涯の家で『ベア』に名前を変えたサムは、優しい家族の元で愛らしい花を咲かせました。今のベアはすっかり大人の猫になっていて、『バニー』に名前を変えたジョーと一緒に楽しい毎日を送っているそうです。

「ふたりの家族の話によると、ベアは人間の女性よりも男性の方が好きなのだそうです。きっと私の夫と過ごした時間が、今もベアの心のどこかに残っているのでしょう」とローラさんが話してくれました。

こうして新しい人生を歩み始めたベアとバニーは、今日も生涯の家で何不自由ない生活を送っています。きっとふたりはこれからもお互いに愛情を注ぎ合いながら、いつまでも幸せいっぱいの日々を過ごしていくことでしょう。
出典:fosterkittyfamilylovemeow

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