人生に、もふもふを。

保護された後もいつも一緒の子猫の兄妹。お互いのそばから決して離れることなく、生涯の家で幸せの花を咲かせる♡

0

ある日、カナダのオンタリオ州にある保護施設のメリッサさんが、オンライン上で助けが必要な2匹の子猫についての投稿を見つけました。子猫達は4週齢で、母猫に取り残されていたところを保護されました。

「私は写真を見て、ふたりを助けなければならないと強く感じました。私はふたりを引き取るために、車で現地へと向かいました」とメリッサさんが言いました。

子猫達は全身がとても汚れていて、お腹を空かせていました。そんな子猫達にメリッサさんがご飯を食べさせてあげると、ふたりはとても満足したようで、すぐに暖かいベッドで眠り始めました。

子猫達はそれぞれ『エース(白黒)』『インディー(灰色)』と名づけられました。子猫達は新しい環境にすぐに落ち着き、お風呂に入るとフワフワのボールへと生まれ変わりました。

「エースの体重は約540gで、インディーは約450gです。ふたりはすぐに哺乳瓶からミルクを飲む方法を身につけました。」

安全な家の中で過ごし始めた子猫達は、すぐに自分達の殻から出てきて、部屋の中の探索を始めました。

その後、メリッサさんが子猫達の絆の深さに気づくまでには、それほど時間はかかりませんでした。子猫達はいつも一緒に行動していて、完全に切り離すことのできない存在でした。

子猫達は身体が大きくなるにつれて食欲も急上昇していきました。子猫達は2時間ごとにご飯を要求し、毎回心ゆくまでご飯を食べました。

エースはとても勇敢な性格で、常にエネルギーに満ち溢れていました。インディーはそんなお兄さんの後に従い、全てのことを一緒に行いました。そしてお互いに遊び疲れると、ふたりはエネルギーを充電するために一緒になって眠りにつきました。

メリッサさんは子猫達の成長に合わせて、キャットツリーをバージョンアップさせました。子猫達はあっと言う間に登るコツを掴んで、一番上まで登って、お互いのことを抱きしめているそうです。

ふたりは片時もお互いのそばから離れたくないようで、お互いが視界から消えるとすぐにお互いのことを探し始めました。

「ふたりが避妊去勢手術を受けた時も一番大変だったのは手術ではなく、手術のために別々のキャリーに入れなければならないことでした。その後無事に手術が終わると、ふたりは再び一緒になれて、とても嬉しそうにしていました。」

その後、子猫達が生涯の家を見つける準備を整えた時、メリッサさんはふたりが同じ家に行かなければならないことを知っていました。

それからしばらくすると素晴らしい家族がふたりの前に現れて、ふたりを一緒に家族の一員として迎え入れました。

新しい家で生活を始めたエースとインディーは、たくさんのご飯と愛情ですくすくと成長し、すっかり大人の猫へと成長しました。ふたりの身体は随分と大きくなりましたが、今もふたりの絆の強さは全く変わっていないそうです。

「ふたりはお互いがいないと生きていくことができません。ふたりは本当に仲良しで、いつも一緒に幸せな時間を過ごしています」とメリッサさんが嬉しそうに話してくれました。
出典:Tiny but Mighty Kitten Rescue lovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう