人生に、もふもふを。

人間の優しさで元気を取り戻した子猫の姉妹。保護先で出会った迷子の子猫を温かく迎え入れ、幸せな毎日を歩み始める

0

ある日、養育ボランティアのジェニファーさんが、養育主さんの助けを必要としている子猫の姉妹を受け入れました。ジェニファーさんの家に着いた姉妹は慣れない環境に戸惑って、人間が近づいてくると「シャー!」と威嚇してきました。

しかし、美味しい食べ物と柔らかい毛布、そしてたくさんのオモチャで遊ぶと、姉妹はすぐに警戒を緩めました。さらに姉妹が撫でられたり寄り添うことを経験すると、自然と人間に夢中になり、多くの要求をしてくるようになったのです。

『ブルーム(サビ猫)』と『フラワー(茶トラ)』と名づけられた子猫達は、次第に自分達の殻から出てきて、大きな声で話しかけてくるようになりました。特にブルームは何か伝えたいことがある時は躊躇することなく話しかけてきて、望んでいるものを手に入れるまでいつまでも鳴き続けました。

またブルームはベビーサークルの柵を登る方法を見つけて、何度も脱出を試みました。

「ブルームはとってもヤンチャなトラブルメーカーです。ある朝私が子猫部屋に行くと、彼女はベビーサークルの外をウロウロしていました。すぐに元の場所に戻してご飯の準備を始めると、いつの間にか彼女がそばに来ていました」とジェニファーさんが言いました。

また好奇心旺盛なブルームはベッドの後ろに小さな隙間を見つけて、コッソリとその中に隠れていることもあったそうです。

そんなブルームの行動を妹のフラワーがマネするようになりました。それ以来、姉妹はいつも一緒にイタズラをするようになり、部屋の中で可愛いハプニングを引き起こすようになったそうです。

姉妹は最初、胃に問題を抱えていましたが、ジェニファーさんの看護のおかげで完全に回復し、他の猫と交流する準備を整えました。ちょうどこの時、ジェニファーさんの家には友達を必要としている保護子猫の『ブロッサム(キジトラ)』がいました。

その後、3匹の子猫が出会うと一瞬で意気投合して、以前から一緒に暮らしていたかのようにとっても仲良くなりました。子猫達はすぐにレスリングを始めて、楽しい時間を過ごし始めました。

ジェニファーさんは子猫達に先住猫の『ベア』と『ボディー』に紹介しました。先住猫達はとても優しい性格の持ち主で、ジェニファーさんが迷子の子猫達を連れてくるたびに温かく迎え入れて、子育ての手伝いをしてくれました。そして今回もいつもと同じように、子猫達に出会うとすぐに挨拶しにやって来ました。

でもフラワーは先住猫達のことが怖かったようで、先住猫達を遠ざけようと、毛を逆立てながら威嚇し始めました。

その姿を見た先住猫達はフラワーの気持ちを感じ取り、何回かフラワーの匂いを嗅いだ後、静かにその場を立ち去りました。

それから数日が経つと、フラワーの気持ちは随分と変わっていて、先住猫達が優しい猫だということに気づきました。するとフラワーは先住猫達に鼻キスをして、一緒の時間を過ごすようになったのです。

子猫達は現在、室内生活にとても自信を持っていて、飛躍的に成長を続けています。子猫達は養育部屋を完全に支配していて、いつも元気いっぱいに駆け回っているそうです。

あと3週間ほどで子猫達は里子に出る準備を整えます。しかし今の子猫達にはまだまだたくさんやことが残っていて、毎日少しずつ猫のスキルを磨いているそうです。

こうして路上から保護された姉妹は安全な家の中で成長し、新しい友達に作ることができました。きっと子猫達はこれから出会う家族と共に、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:newkittensontheblocklovemeow

この猫の記事を友達にシェアしよう