昨年末、写真家のスティーブ・ハメルさんがジープの修理をしていると、いつの間にか見知らぬ茶トラの猫がガレージの中に入ってきました。そして、まるでスティーブさんの作業を手伝うかのように、修理中のシープに飛び乗りました。
スティーブさんには猫がどこから来たのか分かりませんでしたが、とってもフレンドリーな猫にすぐに夢中になりました。一方の猫はスティーブさんの注意を引こうとしてきて、寄り添うために肩の上に登ってきました。
猫はまるでスティーブさんが自分専用の運転手であるかのように、肩の上に乗りながらスティーブさんと一緒にガレージの中を移動しました。
その後、猫はクレーンに飛び乗って、徹底的にジープの調査を始めました。そしてしばらくすると道具箱で落ち着いて、そこを自分のベッドだと主張してきました。
出典:steve.hamel.37
猫には首輪やネームタグがついておらず、マイクロチップも見つからなかったため、スティーブさんは近所の人達に猫について尋ねて回りました。
「もし猫の飼い主さんが見つからなかった場合、私達は彼女を飼うことになるでしょう。彼女はとても社交的で愛情に満ち溢れています」とスティーブさんが言いました。
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猫はスティーブさんの娘によって『サリー』と名づけられました。スティーブさんと家族はサリーと完全に打ち解け、サリーのためにいくつかの食べ物とネームタグを購入してきました。
その後、スティーブさんがサリーのことをFacebookに投稿すると、サリーの話はすぐに広まっていきました。そしてそれから数日後、スティーブさんの元にある家族から連絡が入ったのです。
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「私達はサリーの家族を見つけました。そして私達はすぐにサリーを家族と再会させました。その家族は私達のすぐ近くに住んでいて、サリーの心温まる写真をたくさん持っていました。」
「私はサリーが家族と再会できたことに喜びを感じましたが、同時に彼女と別れなければならないことに心が痛みました。」
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サリーと一緒に過ごせたのはとても短い期間でしたが、サリーの存在はスティーブさん家族に大きな影響を与えました。
「私達の心には猫の形をした穴が空いていました。そこで私達は新しい猫を家族に迎えることに決めました。」
「私達は最初、サリーと同じ茶トラの猫を迎えようと考えていましたが、保護施設で出会った黒猫に心を奪われました。私達の家には既にサリーのネームタグがあったため、家族に迎えた黒猫に『サリー2.0』と名づけました。」
サリー2.0は家に着くとすぐに、まるでここがずっと自分の家だったかのようにリラックスしながら過ごし始めました。サリー2.0は数匹の先住犬ともすぐに仲良くなったそうです。
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こうしてガレージでジープを修理していたスティーブさんは、思いがけない出会いを果たしました。その出会いはスティーブさんや家族の人生を大きく変えることになったのです。
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スティーブさんはこれまでに猫を家族に迎えようとは考えたことがありませんでしたが、サリーのおかげですっかり『猫の人』になりました。そして家に迎えたサリー2.0のおかげで、スティーブさん達の毎日はより幸せに、より豊かになったのです(*´ω`*)
出典:steve.hamel.37/lovemeow