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お腹を空かせ、歩道で丸くなっていた子猫。手を差し伸べてくれた女性の優しさが嬉しくて、幸せそうに喉を鳴らし続ける

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ある日、保護施設『アニマル・フレンズ・プロジェクト』の創設者のカルメン・ワインバーグさんが、駐車場近くの歩道で小さな動物の姿を発見しました。気になったカルメンさんが近づいていくと、その動物が幼い子猫だと分かりました。

丸くなる子猫出典:animalfriendsproject

子猫は全身が汚れていて元気が無く、獣医さんの治療を必要としていました。カルメンさんは子猫を保護しようとゆっくりと近づいていきましたが、子猫は車の下へと身を隠してしました。そこでカルメンさんは車のそばに捕獲器を設置して、中に食べ物を置きました。

すぐに食べ物の匂いに気づいた子猫は、少しずつ車の下から出てきて、捕獲器の方へと歩いていきました。そしてそのまま捕獲器の中へと入っていったのです。

とてもお腹を空かせていた子猫は、食べ物が見つかったことに大きな喜びを感じていたようで、捕獲器の扉が閉まっても全く気にする様子はなかったそうです。

見つめる子猫出典:animalfriendsproject

「私が子猫を検査のために捕獲器から出しても、子猫は暴れたりしませんでした。子猫は保護してもらえたことを喜んでいるようにも見えました。」

「子猫はとても愛情に飢えていたようで、私が身体を撫でるとすぐに満足そうな姿を見せてくれました。」

撫でられる子猫出典:animalfriendsproject

子猫の全身はノミやシラミで覆われていて、お腹の虫のせいで貧血気味のようでした。カルメンさんはそんな子猫をお風呂に入れて、必要な治療を行いました。

子猫は世話をしてもらえたことが嬉しかったようで、カルメンさんに寄り添いながら感謝の気持ちを伝えてきたそうです。

「お風呂の後で子猫の身体を乾かしていると、子猫は私にすり寄ってきて、小さな声で話しかけてきました。」

抱っこされる子猫出典:animalfriendsproject

カルメンさんは子猫に『エストレラ』と名づけました。エストレラはカルメンさんのおかげで快方へと向かい、安全な家の中で日に日に回復していきました。

「エストレラはいつもたくさんの愛情を求めていて、人間との暮らしにとても満足しているようです。」

保護された子猫出典:animalfriendsproject

エストレラはカルメンさんのおかげですっかり人間のことを信頼するようになり、誰かがそばにいると、ずっと喉を鳴らし続けるようになったそうです。

その後、完全に元気を取り戻したエストレラは、両目をしっかりと開くことができるようになりました。エストレラはとても健康的な日々を送り始め、毎日確実に体重を増やし、今までの分を取り戻すかのようにたくさんの愛情を求めてくるそうです。

見つめる子猫出典:animalfriendsproject

「エストレラはもう路上で独りぼっちになることはありません。今の彼女はとても明るく、いつも輝いています」とカルメンさんが嬉しそうに話してくれました。

見上げる子猫出典:animalfriendsproject

こうして誰かの助けを必要としていたエストレラは、優しいカルメンさんのおかげで元気を取り戻すことができました。これからもエストレラはたくさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:animalfriendsprojectlovemeow

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