大切な人に送るプレゼントは、買ったものよりも手作りの方が良い場合があります。ある日、『キャット』という名前の猫がそのことを教えてくれました。
キャットはとっても甘えん坊な性格で、飼い主のジョシュさんの足の上で眠るのが大好きな猫です。そのためジョシュさんの膝は一日中休むことができませんでした。またジョシュさんは時々席を外さなければならなかったため、そのたびにキャットに対して申し訳ない気持ちになっていました。
「私は普段から自宅で仕事をしていて、キャットは一日のほとんどの時間を私の膝の上で寝て過ごしています。彼女は本当に私の膝を気に入っていて、猫ハウスなどを買ってきても使おうとしませんでした」とジョシュさんが言いました。
そんなある日のこと、ジョシュさんの誕生日が近づいてきたため、別の家で暮らしているおばあちゃん(ジョシュさんの義理のお母さん)が、ジョシュさんの膝を助けるために、何か特別なものを作ることにしました。そして、おばあちゃんは『かぎ針編み』のパターンを用意して、丸2日かけてキャットにピッタリのミニチュアソファーを完成させたのです。
しかし、おばあちゃんからソファーが届いた時、キャットはそれをどう使ったらいいのか分かりませんでした。「キャットは最初、ソファーに全く興味がないようでした。それよりもソファーが入っていたダンボール箱を気に入っていました。でも次第に彼女の気持ちが変わり始めました。」
キャットがソファーを理解するまでにはしばらく時間がかかりましたが、一度その魅力を理解すると、途端にソファーの大ファンになりました。
そして、その日からジョシュさんの膝はようやく休憩時間を取ることができるようになったのです。またジョシュさんはキャットが安心して休むことのできる場所を見つけられたことに、大きな喜びを感じました。
「今のキャットは私の膝の上で寝ることと、ソファーの肘掛を枕にして寝ることを交互に繰り返しています。彼女は私の膝が使える時は膝の上でくつろぎますが、私が席を外そうとするとすぐに起き上がってソファーで眠り始めます。キャットは本当にソファーのことを気に入っています」とジョシュさんが話してくれました。
どうやらおばあちゃんの手作りプレゼントは、ジョシュさんにとっても、キャットにとっても最高のプレゼントになったようです(*´ω`*)
出典:chewmynails/thedodo