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マンションの通路でうずくまって動けなくなっていた子猫。温かい家族の元で元気を取り戻し、幸せな子猫へと生まれ変わる

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ある暑い日のこと、カナダのモントリオールに住む家族が、マンションの敷地内にある通路で丸くなっている1匹の子猫の姿を見つけました。

子猫のことを心配した家族は、助けを求めて地元の保護団体のSNSに連絡をしました。メッセージを見たダンさんはすぐに返事を送り、別のボランティアのルーシーさんと一緒に子猫の元へと駆けつけました。

子猫は生後約5〜6週で、とても痩せ細っていて、脱水症状に陥っていました。また発熱していて、眼感染症を患っていました。

子猫は動く力が無く、目が開かなくなっていました。ダンさん達は子猫を綺麗にすると、ご飯を食べさせてあげました。

子猫はすぐに動物病院へと運ばれて、抗生物質を与えられ、点滴をして、目の治療が行われました。子猫はとても衰弱していたにもかかわらず、獣医さん達にとても感謝しているようで、小さな音で喉を鳴らし続けていたそうです。

その後、子猫の話を聞いた地元の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』が子猫を引き取り、養育主さんの家へと連れて行きました。子猫はそこで『マーベル』と名づけられました。

マーベルは後に上気道感染症を患いましたが、すぐに治療が行われ、重症化することはありませんでした。マーベルの症状は数週間かけて徐々に回復していきましたが、その間に茶色だった全身の毛が黒く変化していったそうです。

そして9週齢を迎える頃になると、マーベルの毛の色は随分と黒くなっていました。

「マーベルは徐々に茶色の毛が少なくなっていきました。彼の黒い毛は茶色の毛よりも短く、現在は長い毛の部分と短い毛の部分が混在しています」と保護施設のセリーヌ・クロムさんは言いました。

マーベルの毛の色が変わった原因はまだ分かっていませんが、マーベルはとても健康的で、完全に病気を治すことができました。

すっかり元気を取り戻したマーベルは、全身にエネルギーが満ち溢れていて、いつも家の中でたくさんのイタズラをしているそうです。

「マーベルはとても甘くて、お茶目な男の子です。彼は他の子猫と遊ぶのが好きで、いつも人間のそばで眠りにつきます。」

その後、12週齢を迎えたマーベルは、明るい瞳の愛らしい子猫へと成長しました。

保護された時は独りぼっちだったマーベルでしたが、今は絶えず愛情を感じていて、幸せいっぱいの毎日を送っているそうです。

こうしてマンションの外で動けなくなっていたマーベルは、無事に保護され、新しい人生を始めることができました。最初はとても衰弱していたマーベルですが、優しい人達のおかげで元気を取り戻し、幸せな子猫へと生まれ変わることができたのです(*´ω`*)
出典:Rescuechatonsmontreallovemeow

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