人生に、もふもふを。

曲がった手のため、カンガルーのように跳ねながら移動する子猫達。身体のハンデにも負けず、元気いっぱいの毎日を過ごす

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今月の初め、保護施設『PAWS』に母猫と5匹の子猫達が運ばれてきました。子猫達はみんな生まれた時から前足が曲がっていて、通常よりも多くの指を持っていました。

その後、養育ボランティアのアシュリー・モリソンさんが、保護施設で猫の親子と出会いました。母猫はとても人懐っこい性格だったようで、すぐにアシュリーさんのところに挨拶に来たそうです。

アシュリーさんはこの時ちょうど、保護子猫達を育て終わったばかりで、少し休みを取ろうとしていました。しかし猫の親子の姿を見て、親子を受け入れることに「ノー」と言うことはできませんでした。

「子猫達はみんな余分な指を持っています。そしてお母さん足にも余分な指があります」とアシュリーさんは言いました。

子猫は4匹が男の子で、残りの1匹が女の子です。男の子はそれぞれ『ルー』『スキッピー』『ジョーイ』『ポーチ』、女の子は『マリリン』、そして母猫は『カンガ』と名づけられました。

アシュリーさんの家で暮らし始めた親子は、すぐに新しい環境に落ち着きました。カンガお母さんは大切な我が子と一緒にいることができて、とても喜んでいるようでした。

新しい生活を始めた子猫達は、さっそく好奇心が赴くままに部屋中を歩き回り始めました。そのためカンガお母さんは、身の回りに危険な場所がないかを念入りにチェックしていたそうです。

こちらは楽しそうに遊ぶポーチの姿です。ポーチは兄弟の中で一番身体が小さく、一番の甘えん坊だそうです。

スキッピーは子猫達のリーダ的な存在で、とても勇敢で、いつも注目されたいと思っているようです。

子猫達はみんな元気いっぱいでイタズラ好きです。そんなヤンチャな子猫達が遊び疲れると、大きくて快適なベッドの中で、寄り添いながら眠りにつくそうです。

「子猫達はエネルギーが溢れていて、毎日狂ったように走り回っています。子猫達はいつも立ち上がりながら遊んでいるのですが、その姿はまるでボクシングの試合をしているようです。」

こちらはカンガお母さんとルーの姿です。お互いに黒猫の2匹は、『カンガルー』から名前をつけられました。

子猫達はみんな順調に育っていて、いつも大きくて丈夫な足でカンガルーのように飛び跳ねています。今後、子猫達が里子に出る準備が整ったら、再び保護施設に戻って、里親さんの募集を始めるそうです。

「子猫達がもう少し成長したら、それぞれの里親さんの元へと旅立って行きます。子猫達は今の状態でも幸せな人生を送ることができますが、前足の手術を行うという選択肢もあります。今後の選択については、これから出会う里親さんに委ねようと思っています」とアシュリーさんは話してくれました。

子猫達が随分と自立してきたため、カンガお母さんの方もそろそろ新しい家に向かう準備を整え始めました。カンガはとっても人間好きの性格のため、これからも新しい里親さんにたっぷりと甘えながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう。

一方の子猫達は現在、アシュリーさんに世話をされながら、人間との生活で大切なことをしっかりと学んでいるそうです。

きっと子猫達が新しい家に到着したら、それぞれの里親さんの心に飛び込んで、たくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:youngestoldcatladylovemeow

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