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17年間放置され、寂しさを抱えていた老猫。幼い保護子猫と運命の出会いを果たし、大きな幸せを手に入れる

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ある日、一緒に暮らす猫を探していたステファニーさんが、重度の分離不安を抱える17歳の老猫『セーブル』を引き取りました。セーブルは元々別の家で飼われていた猫でしたが、世話が行き届いていなかったため、地元の保護施設『フェーラル・キャッツ』によって保護されたそうです。

「セーブルは私の家に来るまで、17年間も愛情を得られずに放置されていました」とステファニーさんは言いました。

新しい家に着いたセーブルは、家族が外出している時も絶えず愛情を欲しがり、鳴き続けていました。その声を聞いたステファニーさんは、セーブルに猫の友達が必要だと感じたのです。

そこでステファニーさんは再び施設に向かい、セーブルの友達になってくれる猫を探し始めました。そして、1匹の子猫と出会ったのです。

のちに『カリセー』と名づけられた子猫は、セーブルを小さくしたような姿をしていました。ステファニーさんがカリセーのケージに近づくと、大きな瞳で見つめ返してきたそうです。

「この子がセーブルと一緒に暮らしたら、素敵なパートナーになってくれるかもしれない」と感じたステファニーさんは、早速カリセーを自宅に連れて帰ることにしたのです。

カリセーには新しい家が必要で、セーブルには友達が必要でした。

カリセーが自宅に着くと、すぐにセーブルが様子を見に来ました。そして、ステファニーさんが望んだ通り、セーブルはカリセーを抱きしめて、大きな音で喉を鳴らし始めたのです。

セーブルは自然と、カリセーを連れて歩くようになりました。その姿を見たステファニーさんは、とても幸せな気持ちに包まれたそうです。

「彼らはとっても仲良しですが、一度だけセーブルが怒ったことがあります。それはセーブルの食べ物をカリセーが盗もうとした時です。」

「セーブルはよく自分のシッポでカリセーを遊ばせています。その姿がとても愛らしくて、いつも私の心を温めてくれます。」

こうして分離不安を抱えていたセーブルは、優しい飼い主さんのおかげでカリセーに出会うことができました。カリセーのおかげで孤独を感じなくなったセーブルは、家族が外出している時も大きな声で鳴かなくなったそうです。

どうやら2匹の出会いは、最高の出会いだったようです。これからも2匹は素敵なパートナーとして、お互いに愛情を注ぎ合っていくことでしょう♪
出典:Stephanie Javarauckaslovemeow

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